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『バイオハザード』映画リブート版、鋭意進行中 ─ 「メチャクチャ怖い作品に」ゲームに忠実な映像化めざす

バイオハザード:ザ・ファイナル
© 2016 Constantin Film Produktion GmbH. All Rights Reserved.

大人気サバイバル・ホラーゲーム『バイオハザード』の映画リブート企画が鋭意進行中だ。ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演による過去の映画シリーズは、2002年から2016年にかけて全6作品が製作された。新たに生まれ変わろうとしている映画版には、サメ映画『海底47m』(2017)のヨハネス・ロバーツが起用されている。

ヨハネス監督は『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』(2018)『アザー・サイド 死者の扉』(2016)などホラー映画の経験豊富な俊英。米ScreenRantの取材では「積極的に取り組んでいます」と述べ、すでにスタジオ側に作品のアイデアを提案し、上々の反応を得たことを明かしている。

「まさに準備を進めているところです。(作業のために)ずっとオフィスにいますしね。超怖い、メチャクチャ怖い映画になります。ゲームの本質に戻る作品です。今のところはそれ以上言えないんですが、すごく面白いものになりますよ。」

『バイオハザード』リブート版映画が最初に伝えられたのは2017年5月で、ハリウッド版『Death Note/デスノート』(2016)続編に参加しているグレッグ・ルッソが脚本を担当。すでにグレッグ氏は脚本を完成させてプロジェクトを離れている。ゲーム『バイオハザード7 レジデント イービル』を参考にしたホラー志向のシナリオだったというが、この脚本が現在も使用されているかどうかは不明。監督がスタジオ側にアイデアを再提案しているあたり、ゼロから企画が再検討されている可能性もあるだろう。なお、本企画には『ソウ』『死霊館』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンがプロデューサーとして一時関わっていたが、ワンも現在は離脱している

ゲームの映像化権を保有し、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演『バイオハザード』シリーズを手がけた独Constantine Filmは、このリブート版映画のほか、Netflix製作のドラマ版「バイオハザード」も進行中。なお、こちらはリブート版映画に繋がるストーリーになると伝えられている。

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Source: ScreenRant

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。