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『チャイルド・プレイ』ドラマ版が製作決定 ─ 「チャッキー」創造主が脚本・監督・製作総指揮、リブート版映画とは別物に

チャイルド・プレイ
Photo by Martin Thomas https://www.flickr.com/photos/martin_thomas/4086576058

ホラー界を代表する人気キャラクター、殺人人形チャッキーの恐怖を描く『チャイルド・プレイ』シリーズが、ドラマシリーズ「チャッキー(原題:Chucky)」としてリブートされることがわかった。米Deadlineなどが報じている。

『チャイルド・プレイ』シリーズは1988年に映画第1作が製作されたのち、2017年までに全7作が製作されていた。第1作はMGMが手がけ、第2~7作はユニバーサル・ピクチャーズが権利を保有。2019年には、第1作を“現代版”として甦らせたリブート版『チャイルド・プレイ』が公開されたが、これはMGMによるもので、チャッキーの生みの親であるドン・マンシーニら、オリジナルのクリエイターは認めない姿勢を示していた。

ドラマ版「チャッキー」は米ユニバーサル・コンテント・プロダクションズとSyfyが製作を担当し、シリーズの脚本を執筆してきたドン・マンシーニとプロデューサーのデヴィッド・カーシュナーが登板。創造主であるマンシーニが脚本・製作総指揮・パイロット版監督を兼任し、リブート版映画とは異なる独自の作品として製作される。製作総指揮として、都市伝説ホラードラマ「Channel ZERO/チャンネル・ゼロ」(2016-2018)のニック・アントスカ&ハーレイ・ペイトンも参加した。

発表によると、「チャッキー」は穏やかな町のガレージセールにチャッキーが現れたのち、恐ろしい殺人が連鎖し、町全体が恐怖の渦に飲み込まれていく物語。事件が相次ぐ中、その町に隠された嘘と真実が明らかになっていく。また本作には、過去に登場したチャッキーの敵と味方たちが、事件の背後にある真実を暴かれるまいとして登場。いまだ語られざるチャッキーのオリジンも明らかになるという。

『チャイルド・プレイ』のドラマ化を長らく構想してきたというマンシーニは、「30年以上前から観客を怖がらせてきたオリジナルのビジョンに忠実に、テレビシリーズのフォーマットだからこその深みをもってチャッキーというキャラクターを描きます」と宣言。「シリーズに新たな解釈をもたらす」作品になるとも語った。

『チャイルド・プレイ』ドラマ版「チャッキー(原題:Chucky)」の放送時期とエピソード数は不明。続報の到着を待とう。

こちらはリブート版映画です

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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