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実写版「カウボーイビバップ」スパイクのヘアスタイル、アニメ版と異なる理由とは ─ ジョン・チョーが説明「僕の髪の毛はめちゃくちゃで」

カウボーイビバップ
Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」2021年11月19日より独占配信

1998年に放送されていた日本発のアニメ「カウボーイビバップ」が、20年以上の時を経て、Netflixシリーズとしてついに実写化される。主人公の賞金稼ぎスパイク・スピーゲルとしてキャスティングされたのは、『スター・トレック』シリーズをはじめ、『コロンバス』(2017)『search/サーチ』(2018)などのジョン・チョーだ。

オリジナルのアニメ「カウボーイビバップ」は、2071年の太陽系を舞台に、宇宙船で旅する賞金稼ぎの活躍を描いた物語。公開されている実写版の場面写真では、スパイクのスーツがアニメ版から忠実に再現されていた。しかし、ヘアスタイルはアニメ版と実写版では少しばかり異なっているのだ。その理由について、Vultureのインタビューにてチョーは「僕の髪の毛はめちゃくちゃで、いじるのがとても難しいんです」と説明している。

「そこでヘアメイクの方と話し合いました。“アニメのように完全に再現することも可能だと思いますが、自然に見えるようにしたい”、“顔を洗って出るだけみたいな”と。アクションシーンを頭皮を引張られながらやるのは嫌ですし、ウィッグもかぶりたくありませんでした。」

短髪の印象が強いチョーは、スパイクのヘアスタイルを完全に再現することよりも自然さを選択したようだが、それでもアニメ版に近づける努力は惜しまなかったようだ。「第1話の前に出来るだけ早く髪を伸ばすようにしていました。僕は髪を短く切っていたのですが、とにかく汗だくでした。伸ばし続けなければ、伸ばし続けなければ、という感じでしたよ」。

なおチョーは、スパイクという20歳も自身より若い役を演じるには抵抗もあったようだが、「27歳の時にはそもそも演じることは出来ませんでした」とも述べている。「身体的には当時の方が適していたかもしれませんが、精神力の観点からいうと、今の年齢の方が不思議にも合っていると思います」。髪型や年齢が異なりながらも、チョーが挑戦しようと決意した本作。スパイクに一体どんな新しい風を吹き込んでくれるのか。注目の実写版「カウボーイビバップ」は、2021年11月19日より独占配信開始だ。

カウボーイビバップ
Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」2021年11月19日より独占配信

Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」は、2021年11月19日より独占配信開始。

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Source: Vulture , ScreenRant

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。