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『死霊のえじき』ドラマリメイク、2021年秋に米放送へ ─ ゾンビ襲撃の24時間描く、ロメロ版との繋がりあり

死霊のえじき
©United Film Distribution Company 写真:ゼータイメージ

ホラー映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督による不朽の名作『死霊のえじき』(1985)のリメイク・ドラマシリーズ「Day of the Dead(原題) 」が、2021年秋に米放送開始となることがわかった。米Varietyにて伝えられている。

オリジナル版『死霊のえじき』では、生者と死者の数が逆転した米国を舞台に、ゾンビが生き残った人間たちが立てこもる地下基地になだれ込み、そこから両者の激しい攻防戦が描かれた。ロメロによるゾンビ3部作における第3作で、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)『ゾンビ』(1978)に続く同作は今もなお語り継がれる名作だ。『デイ・オブ・ザ・デッド』(2008)『死霊のえじき -ブラッドライン-』(2018)として、過去に2度もリメイクされている。

米Syfyにて放送される本作では、ゾンビが人間を襲撃してから最初の24時間を、6人の見知らぬ者が逃げ回る強烈な物語が描かれるとのこと。ゾンビたちとのサバイバルを通して、人々が改めて団結する姿が捉えられているようだ。単なるサバイバルホラーにはならないということだろう。脚本・製作総指揮には、ジェド・エリノフとスコット・トーマスが就任している。ファミリー・コメディシリーズの数々を手がけてきた人材だ。

全10話構成となる本作にて『ザ・ヴォイド』(2016)などのスティーヴン・コスタンスキが、4話分を監督する。コスタンスキ監督は本作について以前、「具体的なことは言えません」としながら、「オリジナル版との繋がりがあります」と説明していた。ロメロへの敬意や何らかの物語的繋がりを垣間見ることが出来るのかもしれない。

ドラマ「Day of the Dead(原題) 」は、2021年秋に米放送開始。

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Source:Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。