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『ワイルド・スピード』第9作、撮影終了 ─ 「シリーズ史上もっとも野心的な作品」

ヴィン・ディーゼル主演、人気カーアクション映画シリーズ『ワイルド・スピード』第9作(タイトル未定)の撮影が終了した。監督のジャスティン・リンがTwitterにて報告している。

リン監督は、第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)から第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)までシリーズの監督を手がけてきた、いわば『ワイスピ』を最もよく知るフィルムメーカーのひとり。『スター・トレック BEYOND』(2016)を経て、2作ぶりの復帰となる。

撮影終了にあたって、リン監督は『ワイルド・スピード』第9作を「シリーズ史上、ずば抜けて野心的な作品」と形容。イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラ、グルジア・トビリシ、タイ・プーケット&クラビ、アメリカ・ロサンゼルスという世界各国の撮影チームに「一生の感謝を」と記している。今回も地球のあちこちで繰り広げられる激しいアクションに期待しよう。

出演者はヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンというレギュラーメンバーのほか、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)のシャーリーズ・セロン&ヘレン・ミレンも再登場。新キャストとしてWWE出身の人気レスラーであるジョン・シナ、女性ダンス&ボーカルグループFAKYの元メンバーとして日本での活動実績もある日系女優のアンナ・サワイ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ヨンドゥ役のマイケル・ルーカー、そして音楽界からカーディ・B&オズナという2大シンガーが出演する。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)出演組のドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムは登場しないとされる。

なお、脚本は『ワイスピ』シリーズ常連のクリス・モーガンと『KIN/キン』(2019年11月29日公開)の新鋭作家ダニエル・ケイシーが執筆。さらに女性脚本家によるリライトが加わったとされる。

映画『ワイルド・スピード』第9作(タイトル未定)は2020年5月22日に米国公開予定。前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)ブルーレイ&DVDは発売中。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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