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『ゴジラ VS コング』米予告編&あらすじ、二大怪獣ついに激突 ─ 小栗旬、ミリー・ボビー・ブラウンら登場

https://www.youtube.com/watch?v=odM92ap8_c0

二大怪獣、ついにハリウッドで激突。映画『ゴジラ VS コング(原題:Godzilla vs. Kong)』の米国版予告編が公開された。

ワーナー&レジェンダリーによる「モンスターバース」第4作となる本作では、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がついにクロスオーバー。

予告編は、キングコングが意識を失ったまま船舶で輸送される場面から始まる。「これが唯一の希望だ。コングが必要だ、世界が彼を求めている」と口にするのは、アレクサンダー・スカルスガルド演じる人物。コングと深い繋がりを持ち、コミュニケーションを取ることができる少女・ジアも姿を見せる。「彼女には行くところがない。だから守ると約束した」。

公開されたあらすじによると、「キングコングと守護者たちは“本当の居場所”を求めて旅をしている」。しかし彼らは、地球上で破壊を繰り返しているゴジラと遭遇してしまった。「謎の力に突き動かされて激突したゴジラとキングコングの戦いは、地球の奥深くに眠る謎の始まりにすぎない」……。

ゴジラとキングコングが海上と一戦を交えるシーンに続いて登場するのは、ネオンがカラフルに輝くアジアの都市や、前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)に続いて登場するマーク・ラッセル博士(カイル・チャンドラー)だ。「ゴジラは人々を傷つけるが、それがなぜかは分からない」。娘のマディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)は、どうやらバンに乗ってモナークの調査を進めている模様。彼女が「見えない何かが刺激してるんだと思う」と述べれば、ブライアン・タイリー・ヘンリー演じる男は「同意見だ」と答えた。

髑髏島らしい場所でキングコングは翼竜と戦い、そして大都市で再びゴジラと激突する。放射熱線を吐くゴジラに対し、コングが握りしめるのは斧のような武器だ。「神話は本当だったんだ。昔、戦争があった。彼らが最後の生き残りなんだ」。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で“怪獣王”ゴジラが地球の覇権を握った今、人類に為す術はない。世界の命運は二体の怪獣に委ねられたのだ。

大勢の人物が姿を見せているように、本作はどうやら群像劇になっている模様。出演者は『ターザン:REBORN』(2016)アレクサンダー・スカルスガルド、前作から続投するマディソン・ラッセル役のミリー・ボビー・ブラウン、『アイアンマン3』(2013)レベッカ・ホール、「アトランタ」(2016-)ブライアン・タイリー・ヘンリー、日本から参戦した小栗旬、『ベイビー・ドライバー』(2017)エイザ・ゴンザレス、『デッドプール2』(2018)ジュリアン・デニソン、マディソンの父親マーク役を再演するカイル・チャンドラー、『ヘイトフル・エイト』(2015)のデミアン・ビチル。

監督は『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)のアダム・ウィンガード。脚本は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のエリック・ピアソン、『GODZILLA ゴジラ』(2014)『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のマックス・ボレンスタインが執筆し、原案は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のマイケル・ドハティ&ザック・シールズが担当した。予告編を見るかぎり、ゴジラを悪役として扱うことになりそうだが、その解釈やいかに。

そのほかスタッフとして、音楽を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のジャンキーXL、撮影監督を『ワールド・ウォーZ』(2013)のベン・セレシン、美術監督を『GODZILLA ゴジラ』のオーウェン・パターソンとウィンガード監督作の常連者であるトーマス・S・ハモックが担当。編集は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のジョシュ・シェイファー、衣裳デザイナーは『スカイスクレイパー』(2018)のアン・フォーリー、視覚効果スーパーバイザーは『ウォッチメン』(2009)のジョン・“DJ”・デスジャーディンが務める。

映画『ゴジラ VS コング(原題:Godzilla vs. Kong)』は2021年3月26日に米国公開予定。本国では同日よりHBO Maxでも配信される。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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