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『ジュラシック・ワールド』第3作は「『アベンジャーズ/エンドゲーム』みたいな感じ」 ─ クリス・プラットが脚本絶賛、いよいよ撮影迫る

ジュラシック・ワールド/炎の王国
(c) Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. and Legendary Pictures Productions, LLC.

スティーブン・スピルバーグ監督が世に放った『ジュラシック・パーク』、そのコンセプトを現代に甦らせた『ジュラシック・ワールド』、2つのシリーズの最新作となる『ジュラシック・ワールド3(仮題)』は、主演のクリス・プラットいわく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のような作品になるという。果たしてどういうことなのか。

2020年2月19日(米国時間)、テレビ番組「The Ellen Show」に出演したクリスは、『ジュラシック・ワールド3』について「今回で完結ですか?」と問われるや、言葉を濁しつつも「そんな感じです」と応答。既報の通り、本作に『ジュラシック・パーク』(1993)のオリジナルキャストが復帰することにはっきりと言及した。

「全員登場します。まさしく、全員が出てくるんです。台無しにしちゃったかもしれないですが、かまいません。僕が知ってるのは、『ジュラシック・パーク』第1作からキャストが全員帰ってくるということ。マーベルが『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですべてをまとめたのと、とてもよく似た感じになりますよ。」

本作の脚本・監督を手がけるのは、『ジュラシック・ワールド』(2015)からの復帰となるコリン・トレボロウ。完成済みの脚本に、クリスは「本当にすごい出来栄え。とても魅力的で、鮮やかで、素晴らしい物語です」と賛辞を贈った。ただでさえ世界中から大きな期待が寄せられるであろう一作だが、クリスには早くも十分な自信があるようだ。

『ジュラシック・ワールド』第3作には、オーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードのほか、『ジュラシック・パーク』からアラン・グラント役のサム・ニール、エリー・サトラー役のローラ・ダーン、イアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラムが揃って復帰。『ジュラシック・ワールド』(2015)からはロウリー役のジェイク・ジョンソン、バリー役のオマール・シーが再登場し、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)からはフランクリン・ウェブ役のジャスティス・スミス、ジア・ロドリゲス役のダニエラ・ピネダも続投する。まさにオールスターというべき顔ぶれだが、「『エンドゲーム』に似た感じ」とのコメントから想像するに、もしやさらなるカムバックもあるだろうか。

なお、クリスは本作について「明日(20日)出発して、長期にわたって撮影します」とも発言し、いよいよ撮影のスタートが間近に迫っていることを認めている。撮影は約100日間にわたり世界中で実施されるといい、クリスも2020年7月まで断続的に参加するとのこと。「巨大な映画。大作ですよ」と、その言葉には力がこもった。

映画『ジュラシック・ワールド3(仮題)』は2021年6月11日に米国公開予定。

Source: The Ellen Show

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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