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「ロキ」単独ドラマは『アベンジャーズ』直後からスタート、「かつてないロキ見せる」 ─ トム・ヒドルストンが期待のコメント

マイティ・ソー バトルロイヤル
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

『マイティ・ソー』雷神ソーの弟ロキを主人公とするドラマシリーズ「ロキ(原題:Loki)」は、映画『アベンジャーズ』(2012)の直後から始まるストーリーになるという。ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」や米Entertainment Weeklyにて、主演のトム・ヒドルストンが期待のコメントを語った。

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

既報によると、「ロキ」は「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与えていく」というストーリー。以前発表されたコンセプトアートには、映画『ジョーズ』(1975)の看板や公開当時のファッションなどが描かれていた

サンディエゴ・コミコンにて開催されたマーベル・スタジオのプレゼンテーションに登場したトム・ヒドルストンは、本作に登場するロキが『アベンジャーズ』でハルクの攻撃を受けた直後であることを明かしている。「ですから、精神的な成長はまだ起こっていない頃ですね」

ロキは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を通じて大きな変化を経験してきたが、本作で登場するのはそれ以前の姿。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で四次元キューブをさらっと手に入れ、どこかへ消えてしまった別次元のロキが描かれることになるのだろう。

すでにトムは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から計画を聞かされているとのこと。コミコンでは「(作品については)何も言えないんですが、これまでで最もエキサイティングな創作の機会だと思います。新しい領域、新しい世界、新しい挑戦。始まるのを楽しみにしています」と話しており、Entertainment Weeklyの取材でも「ロキ」に大きな期待を抱いていることを明かした。

みなさんご存知のキャラクターですが、かつて見たことのない形でロキをお見せすることになります。これ以上、何か言うと喋りすぎになってしまいますけどね。とてもワクワクしてます、まだ僕が掘り下げていないところがたくさんある。本当に楽しみですよ。」

ドラマ「ロキ(原題:Loki)」は、ディズニーによる映像配信サービス「Disney+」で2021年春に米国配信予定。

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Source: EW

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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