『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』脚本家、ジョージ・ルーカスのドキュメンタリー・シリーズを製作中
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)の脚本家ローレンス・カスダンが、『スター・ウォーズ』の創造主ジョージ・ルーカスのドキュメンタリー・シリーズ(タイトル未定)を製作していることがわかった。
本作の情報は、カスダンの友人で作曲家のジェームズ・ニュートン・ハワードが、ポッドキャスト「Score: The Podcast」にて明かしたもの。ハワードによると、このシリーズは全6話構成で、ジョージ・ルーカスや、彼が設立したVFX制作会社・ILM(インダストリアル・ライト&マジック)に迫るものになるという。なお、音楽をハワードが担当している。
現時点でハワードが明かした情報はこれだけで、本作にディズニー/ルーカスフィルムやジョージ・ルーカス本人が関与しているかどうかは不明。リリースの時期や形態もわかっていない。
これまで『スター・ウォーズ』やジョージ・ルーカスをめぐっては、ドキュメンタリー作品『夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史』(2004)『スター・ウォーズ~伝説は語り継がれる』(2007)が公式に製作され、ILMについても『「スター・ウォーズ」から最新作まで ILMの魔法の裏側』(2015)が発表された。また、非公式ドキュメンタリー映画には『ピープルVSジョージ・ルーカス』(2010)や『エルストリー1976 ―新たなる希望が生まれた街―』(2015)などがある。
ローレンス・カスダンといえば、『帝国の逆襲』以外にも『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)の脚本を手がけ、ルーカスが製作した『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)も執筆した経歴の持ち主。『スター・ウォーズ』シリーズやルーカスに最も近い人物の一人と言えるだけに、新たな事実や知られざる一面などが引き出されることにも期待したい。
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Sources: Score: The Podcast, Collider