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『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、ジョス・ウェドン監督の映像を「1フレームたりとも使わない」「むしろ破壊したい」

ジャスティス・リーグ
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『ジャスティス・リーグ』(2017)より降板したザック・スナイダー監督が当初の構想で新たに描く、通称「スナイダー・カット」では、後任ジョス・ウェドン監督が撮影し直したシーンは一切使わない意向だという。

2020年7月25〜26日開催のオンラインイベント「Justice Con」で、ザック・スナイダー監督自身が語った。

スナイダー監督は、「(ジョス・ウェドンが追加撮影した劇場版の)シーンも少し使われるという話がありますが」との問いかけに、「それは絶対にない」と強く否定。映像を使うくらいであれば「むしろ破壊して焼き討ちにしたい。自分で撮っていない絵は1フレームたりとも使わない」と宣言し、「文字通りブチ壊したい」とFワードも交えたのだ。

どことなく吹っ切れたような様子のスナイダーは続けて、ジョス・ウェドンが仕上げた劇場版を「全く観ていない」と自ら明かし、「あれは僕がやったことを別の誰かが借りた、フランケンシュタインの怪物だ」とまで言い放っている。

いよいよ「スナイダー・カット」が日の目を見ようとする流れの一方で、劇場版を手掛けたジョス・ウェドン監督への風当たりは強くなっている。ザック・スナイダーのウェドンに対する思いはこの度の発言から明らかであるし、ここ数週間でウェドンが不誠実だったとする態度の“告発”を仕掛けているサイボーグ役レイ・フィッシャーもこのイベントで、「これから核心に迫っていく」「奴は恐れている」と発言。「もしも僕が奴に関して言ったことが間違っているのなら、どうぞ僕を訴えれば良い」とまで言っているのだ。

『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットについてスナイダー監督は、「ある意味で(既存のユニバースから)分岐している」と語っていた。ほか、スナイダー・カットを「妥協なし」の作品にすると明言し、『バットマン vs スーパーマン』に仕掛けられていた謎を解決することも示唆してきた。この度の発言からも、劇場版とは全く異なる作品となることは間違いなさそうだ。

『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットの配信は、ワーナー運営の映像配信サービスHBO Maxにて2021年初旬〜中旬を予定。

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Source:Variety

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THE RIVER編集部THE RIVER

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