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ジェイソン・ステイサム、『MEG ザ・モンスター』撮影準備で20匹のサメの群れと泳いでいた

Jason Statham ジェイソン・ステイサム
A Photo by Marco Manna https://www.flickr.com/photos/23603714@N00/6182855529

『ジョーズ』(1975)を超える興行収入を叩き出したサメ映画『MEG ザ・モンスター』(2018)では、視界の悪い深海やビーチなどで突如その巨大すぎる身体と鋭い牙を持って現れる古来のサメ「メガロドン」の恐ろしさが迫力満点に描かれた。このモンスターに対峙することになったのは『アドレナリン』『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られるジェイソン・ステイサムだ。

ストイックなアクション俳優として名高いステイサムは、本作でも入念な準備を整えていたようだ。なんと、撮影に入る前に“ウシザメ”の異名を持つオオメジロザメの群れと一緒に泳ぎにいっていたのだという。

本作がまだ製作の初期段階にある頃、ステイサムは専門家たちと共にフィジー共和国へ向ったのだそう。そこで「オオメジロザメと泳ぎましたよ」と米Entertainment Weeklyにステイサムは語っている。そもそも、俳優を始める前は水泳の飛込選手としてのキャリアを持っていたステイサムは水には強いはずだが、サメを目の前に泳ぐ度胸を持っているかどうかはまた別次元の話だ。しかし、ステイサムは恐れを通り越して、むしろサメとの交流を楽しんだようだ。

「地元の人がサメに餌を手であげていたのは、見ていて素晴らしかったですね。3メートルくらいの大きさで、めちゃくちゃ大きかったです。それが20〜30匹くらいいて、マグロの頭とかを食べてました。かなり近くまで接近して、素晴らしい瞬間でした。3メートル近くの大きさのサメに近づいて泳ぐのは皆さんにオススメです。」

本当に恐怖はなかったのか気になるところだが、「面白いことにボートにいる時は不安なんですけど、一回海に入ってしまえば気分も変わってリラックスしちゃうんです」とさすがステイサム。「サメたちの環境に入ると、かなり穏やかな気持ちになって、不安なんてどっかに吹っ飛んでいっちゃいます。素晴らしい経験ですよ」と堂々の海の男ぶりを見せていた。

ちなみに、ステイサムが一緒に泳いだオオメジロザメは、サメの中でも最も獰猛、危険な種類と言われている。さらに、ホオジロザメがモデルだと考えられていた『ジョーズ』に登場する人喰いザメは、一部の科学者によれば、その正体がオオメジロザメだったというも。仮にこれが真実であれば、ステイサムはあの恐ろしいサメと一緒に泳いだことにもなるだろう。凄すぎる…。

この映画の解説はコチラ

Source: Entertainment Weekly, Insider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。