『ドント・ブリーズ』監督、新作はゾンビ・パンデミック映画 ─ 「THIS IS US」脚本家コンビと異色タッグ

『ドント・ブリーズ』(2016)『蜘蛛の巣を払う女』(2018)などで知られるフェデ・アルバレス監督が、新作スリラー『16 ステイツ(原題:16 States)』を手掛けることがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
『16 ステイツ』は、ゾンビが蔓延する世界を舞台に、ある母親が家族を懸命に探す姿を描くロードムービー。米The Hollywood Reporterによると、ウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』(2007)のような映画になるとのこと。同作は人類が絶えた世界を舞台に、たった一人生き残った孤独の科学者ロバート・ネビルが、ゾンビに立ち向かいながら人類再生への可能性を探る物語だ。
脚本には、『フィリップ、きみを愛してる!』(2009)『ラブ・アゲイン』(2011)のジョン・レクア&グレン・フィカーラが就任。ディズニーの人気アトラクションを題材にした『ジャングル・クルーズ』(2021年公開)も控え、実に多種多様なジャンルの作品を手掛けている。また、ドラマ「THIS IS US」(2016-)では家族劇を繊細に捉えてきた二人が、本作では一体どんな物語を描くのか……。
製作にはライオンズゲートを率いる、『ドント・ブリーズ』でお馴染みのネイサン・カヘイン、ジョセフ・ドレイク、エリン・ウェスターマンらが再結集する。なお、撮影時期などについては不明。今度は一体どんな恐怖が我々を襲うのか、期待が膨らむばかりだ。
Sources: Deadline, The Hollywood Reporter