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『2001年宇宙の旅』カンヌ映画祭で70mmフィルム特別上映が決定 ― クリストファー・ノーランが解説を担当

[左]Public Domain[右]© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

巨匠スタンリー・キューブリックによる、映画史に残るSF映画の傑作『2001年宇宙の旅』(1968)が、製作50周年を記念して2018年のカンヌ映画祭にて特別上映されることが明らかになった。上映は2018年5月12日(現地時間)に行われ、『インターステラー』(2014)や『ダンケルク』(2017)のクリストファー・ノーランが作品紹介のため登壇する。

このたび実施される『2001年宇宙の旅』特別上映の特徴は、なんといっても全編が70mmフィルムで上映されること。1968年の劇場公開以来、初めてオリジナルのネガから製作される新バージョンで、デジタル復元やリマスターなどの作業を加えていないため、その映像は劇場公開当時に限りなく近いものになっているという。50年前の観客とほぼ同じ体験を大スクリーンで味わえるという趣向だ。なお、マスタリング作業にはノーランも深く携わっている。


『2001年宇宙の旅』の70mm上映、および新バージョン製作に携わったことについて、ノーランは以下のコメントを発表している。

「私の映画に関する一番古い思い出のひとつが、ロンドンのレスター・スクエア・シアターにて、父と『2001年宇宙の旅』を70mmで観たことです。新たな世代のためにその体験を甦らせることに携われたこと、アナログ時代に輝くスタンリー・キューブリックによる傑作の、新しい無復元70mmプリントをカンヌ映画祭でご紹介できることを光栄に、そして名誉に思います。」

ちなみにカンヌ映画祭にノーランが登場するのは、意外にも今回が初めて。『2001年宇宙の旅』特別上映の翌日にあたる2018年5月13日(現地時間)には、イベント「カンヌ・マスタークラス」にて自身のフィルモグラフィやキューブリック作品への思いを語る予定だという。

『2001年宇宙の旅』の70mmフィルム上映は、カンヌ映画祭での特別上映以外にも、2018年5月18日(米国時間)より米国の一部映画館にて実施される予定

クリストファー・ノーラン監督作品『ダンケルク』のブルーレイ&DVDは現在発売中。

Source: FESTIVAL DE CANNES
Eyecatch Image: [左]Public Domain [右]© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. / Remixed by THE RIVER

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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