「三体」Netflix実写ドラマ、本編映像が公開 ─ 2024年3月21日配信決定

SF 作家・劉慈欣のベストセラー小説「三体」のNetflix実写ドラマ版「3 Body Problem(原題)」より、本編を切り取った特別映像が公開された。併せて、邦題が原作小説そのまま『三体』となること、2024年1月と伝えられていた配信日が3月21日に正式決定したことも明らかになった。
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス や、「ザ・テラー」「トゥルーブラッド」アレクサンダー・ウーら豪華クリエイター陣が集結。迫り来る敵対的な異星人の侵略に直面した人類の行動を描く壮大な SF 叙事詩。
『三体』は、劉慈欣による小説。ニュートン力学の「三体問題」を一つの題材に、地球より遥かに進んだ文明を持つ「三体星人」と人類による数世紀にまたがる戦いを描く。
1960年代の中国でひとりの若い女性が下した重大な決断が、時空を越えて現代の科学を担う研究者たちに大きな影響を及ぼすことに……。自然の法則が明らかになっていくのを目の当たりするなか、再会した5人の級友たちは、人類史上最大の脅威に立ち向かうべく力を合わせることになる。
映像では、ジョン・ブラッドリーが演じるジャック・ルーニー(ドラマのオリジナルキャラクターと見られる)が、謎のVRデバイスを初めて装着する場面が切り取られている。VR世界『三体』は、原作小説の第一部で重要な舞台となるものだ。この世界に没入したジャックはあまりのリアルさに驚くが、直後に背後から謎の女性に刀で斬られてしまう。最重要キャラクターの一人である智子と見られる。
Netflix「三体」は2024年3月21日、独占配信。
▼ 「三体」の記事
2024年最もGoogle検索された映画は『インサイド・ヘッド2』、ランキングが発表 もう今年も振り返りの時期 「SHOGUN 将軍」ドラマ部門としてエミー賞に出陣へ ─ 真田広之らノミネートなるか えい、えい、おう! Netflix「三体」続編決定 ─ 「観客を宇宙の果てまで連れていく」、ショーランナー意気込み 物語は続く 【ネタバレ】Netflix版「三体」で言及されたオッペンハイマー、演出の意図とは? ─ 分かってもらえたのは「ノーランのおかげ」 『オッペンハイマー』を観ればわかる ドラマ「三体」のVRヘッドセット、なぜあのデザインに? ─ 鏡面加工、映り込む撮影クルーも除去 装着したキャスト「ミイラになった感覚」