アダム・ドライバー vs 恐竜、『65』米予告編が公開 ─ 『クワイエット・プレイス』脚本家とサム・ライミが放つ
アダム・ドライバー主演、『クワイエット・プレイス』シリーズの脚本家コンビが手がけるSFスリラー『65(原題)』の予告編が米国で公開された。
宇宙船によって乗客を輸送する任務に就いているミルズ船長(アダム・ドライバー)は、小惑星との衝突事故によって未知の惑星に不時着する。しかし、そこは6500万年前の地球だった。救難信号を発信し、乗客の生存者を探しながら、自身も生き延びる方法を模索するミルズは、唯一の生き残りである少女・コアに出会う。ふたりは生きて元の世界に戻るため、恐ろしい恐竜たちに立ち向かうことに……。
監督・脚本は『クワイエット・プレイス』シリーズのスコット・ベック&ブライアン・ウッズ。プロデューサー陣にはベック&ウッズのほか、『スパイダーマン』シリーズや『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などの映画監督サム・ライミらが名を連ねた。
予告編にも見られるように、本作のポイントは「先史時代へのタイムスリップ」と「近未来のテクノロジーを駆使したアクション」の掛け合わせ。『クワイエット・プレイス』シリーズで、“音を立てたら即死”というコンセプトにより緊張感たっぷりのスリラーを作り出したベック&ウッズは、恐竜との対決にどんな仕掛けを用意しているのか?
『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役で知られるアダム・ドライバーは、近年『ハウス・オブ・グッチ』(2021)や『最後の決闘裁判』(2021)『アネット』(2021)『マリッジ・ストーリー』(2021)などに出演し、今後はマイケル・マン監督『フェラーリ(原題)』やフランシス・フォード・コッポラ監督『メガロポリス(原題)』が待機中。若いクリエイターによるエンターテイメント路線の作品は久々となるが、作品選びの慧眼ぶりは今回も発揮されているはずだ。
出演者はアダムのほか、少女・コア役に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で幼いガモーラ役を演じたアリアナ・グリーンブラット。そのほか、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)のクロエ・コールマンも出演している。
映画『65(原題)』は2023年3月10日に米国公開予定。配給・製作はソニー・ピクチャーズ。
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Source: The Hollywood Reporter