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『アベンジャーズ4』クイックシルバー再登場の可能性は? 俳優アーロン・テイラー=ジョンソンがコメント

アーロン・テイラー=ジョンソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14616062357/ Remixed by THE RIVER

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)にワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの双子の弟として登場、その能力によって大きな活躍を見せたのがピエトロ・マキシモフ/クイックシルバーだ。演じたのは『キック・アス』シリーズや『GODZILLA ゴジラ』(2014)などのアーロン・テイラー=ジョンソンだった。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において新たな作品が次々に発表されていく中、ファンの間では、現在もクイックシルバーの再登場を求める声は根強い。このたびアーロンは、来たる『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を含めた今後の作品に出演する可能性について言及した。

注意

この記事には、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のネタバレが含まれています。

アーロン・テイラー=ジョンソン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14616062357/ Remixed by THE RIVER

アーロン・テイラー=ジョンソン、マーベルとの契約は?

アーロン演じるクイックシルバーは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクライマックスで哀しい最期を遂げた。ソコヴィアでアベンジャーズに協力する道を選んだ彼は、クリント・バートン/ホークアイを守るために身を投げ出し、自らはウルトロンの銃弾に倒れたのである。以来、ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバーはMCU作品に登場していない。

ところがその一方、マーベル・スタジオとアーロンは複数作品への出演契約を交わしている。それゆえファンの間では、いずれ再登場がありうるのではないかという想像がなされてきたのだった。

このたび英Metroのインタビューにて、アーロンはマーベルとのスタジオについて尋ねられている。しかしアーロンは「現時点で話し合いはありません」と述べるにとどまり、将来的な再登場については口をつぐんだ。“話し合いがない”ということは、すなわち再登場の計画は存在しないということになるだろう。

アベンジャーズ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(c)2016 Marvel

しかしながら、この発言をもって「クイックシルバーは『アベンジャーズ』第4作に登場しない」と断じるのはいささか早急…かもしれない。なぜなら同作の撮影現場では、『アベンジャーズ』(2012)でのニューヨークの決戦にタイムスリップしたかのようなシーンが撮影されていたという情報があり、“ヒーローたちがタイムトラベルする”というのは有力な仮説のひとつなのである。なんらかの形で、ソコヴィアでの戦いが再びスクリーンに登場する可能性も否定できない。

またマーベル・スタジオは、出演者に対して徹底した秘密主義を要求する。仮にアーロンが『アベンジャーズ』第4作に出演しているとして、それを現時点で明かすことは守秘義務違反になってしまうのだ。実際に出演していようがいまいが、アーロンが事実を語ることはそもそもありえないのである……。

したがって今回の発言は、“マーベル側との話し合いはない”とアーロンが話したいう、それ以上にもそれ以下にも解釈のしようがないものだ。もしかすると真実かもしれないし、そうではないかもしれない。いずれにせよ真相を判断することはできないのである。

では、仮にクイックシルバーが『アベンジャーズ』第4作に登場しないとすれば、もはやアーロンがピエトロを演じる機会はないのだろうか……。おそらく、そうとは言い切れないだろう。先日、マーベル・スタジオがスカーレット・ウィッチのスピンオフドラマを計画していることが報じられているのである。もしもこれがスカーレット・ウィッチの前日譚を描く物語になるとすれば、そこにクイックシルバーが登場することは間違いないはず。まだまだ希望を捨ててはならない…!

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』MovieNEXは発売中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定だ。

Source: Metro
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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