正しきB級娯楽大作『キング・オブ・エジプト』の魅力とは?

アレックス・プロヤス監督が帰ってきたぞ!

といっても誰それ?という人の方が多いだろう。何せ、これが7年ぶりの監督作。

個性派俳共演のダークシティ』、ブルース・リーの息子ブランドン・リーの遺作となったカルトアメコミ映画クロウ』で評判を呼び、先日来日したばかりのウィル・スミスのスター映画であり、SF作家アイザック・アシモフの原作を映画化したアイ、ロボット』で大ヒットを飛ばした監督である。
しかし、ニコラス・ケイジ主演のノウィング』という正直トンデモな映画を発表したところで、すっかりご無沙汰な人になってしまった。

さて、本作。邦題だとちょっとぼやかされてますが、原題は”Gods of Egypt”。

つまり人間の姿をしながら、いざとなる変身する神様がいっぱい登場します。
この神様同士のスケールの大きすぎる闘いに巻き込まれるのが、新鋭ブレントン・スウェイツとコートニー・イートンの人間カップル。
人間と神が登場し、甲虫がウジャウジャし、金ピカに変身し、怪獣は現れ宮殿ではどう考えても古代エジプト人に建てられない作りで、男は様々なタイプのイケメンマッチョで、女性の衣装はことごとくセクシー。という、今時何でここまで徹したといいたくなるほどのB級娯楽大作。

悪役がジェラルド・バトラー、脇にジェフリー・ラッシュ、『シビル・ウォー』でMCU入りしたブラックパンサー=チャドウィック・ボーズマンと周りには見た顔も。
どっかで見たような描写の映画と言ってしまえばそれまでのさびしいことになるが、ここまでストレートに“サービス特盛しました”という映画はやはりスクリーンで見てこそ。
何より、SF映画で絶妙なバランス感覚を見せてくれていたアレックス・プロ安監督の期間を喜ぼう!

 

About the author

≒村松健太郎。脳梗塞との付き合いも10年目。 映画祭の審査員、映画学校を手伝い。シネマズBY松竹にて執筆も。 映画を広げるのに便利な舞台とか本とかも・・・・。黒手袋て杖をついていれば私です、

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