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コミカルなロボたちと二転三転する展開が楽しめる『アチラカセカイ』の魅力をレビュー【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016上映作品】

『アチラカセカイ』あらすじ

ロボット研究所の博士は興味のないことはからっきしダメな性格。研究所はゴミの山で汚れっぱなし。ある日、研究所を尋ねてきた女性に一目惚れしてしまった博士は掃除ロボットを作って研究所をキレイにしようと企てるが…。

コミカルで飽きさせない登場人物たちのドタバタ劇

発明以外はからきしなダメ男の博士や彼の作り出したお掃除ロボを中心に、コミカルで表情豊かなキャラクターたちがところ狭しとスクリーンを動き回る様は、見ていて飽きない。

特にこの作品を彩る様々な形状のロボットたちの挙動が可愛らしく、健気に働く様を微笑ましく眺めてしまった。

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『アチラカセカイ』 (C)三島 敦

たった20分という時間、研究所という限られた空間の中で繰り広げられるドタバタ劇にはつい目を離せなくなってしまう。二転三転するハプニングがどんな結果に転ぶのか、ぜひ楽しみに観て欲しい。

絶叫系が苦手な人には辛いかも?

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『アチラカセカイ』 (C)三島 敦

途中、博士の飼い猫とお掃除ロボとでちょっとした(博士にとっては開いた口がふさがらないような)ハプニングに見舞われる。

一連の騒動の映像の臨場感が素晴らしく、固唾を飲んで見守ってしまった。

ただし、ジェットコースターなどの絶叫系が苦手な人には、ここでかなりハラハラした思いを経験させられるに違いない。

私と同様に、ぜひ作品を通じてそんなドキドキの興奮味わって欲しい。

『アチラカセカイ』 (C)三島 敦

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。