ロバート・ダウニー・Jr.&ロバート・パティンソン&エイミー・アダムスら豪華キャスト、アダム・マッケイ監督の政治風刺映画で豪華共演

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2016)でアカデミー賞脚色賞に輝き、『バイス』(2019)と『ドント・ルック・アップ』でもオスカー候補となったアダム・マッケイ。社会風刺を投入したコメディ作品を得意とする監督の新作映画『Average Height, Average Build(原題)』に、豪華アンサンブルキャストが参加することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
本企画のキャストに名を連ねるのは、マーベル映画『アイアンマン』や『シャーロック・ホームズ』シリーズでお馴染みのロバート・ダウニー・Jr.、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)で新生バットマン役を演じ、『TENET テネット』(2020)などにも出演しているロバート・パティンソン、『バイス』でマッケイ監督とタッグを組み、『マン・オブ・スティール』(2013)をはじめとするDC映画でロイス・レイン役を演じたエイミー・アダムス、『ラストキング・オブ・スコットランド』(2007)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)「キャシアン・アンドー」(2022‐)のソウ・ゲレラ役で知られるフォレスト・ウィテカー、『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(2021)「ウォッチメン」(2019)などで活躍しているダニエル・デッドワイラーの5人だ。
パティンソン演じる連続殺人犯がアダムス扮するロビイストを利用し、自分が殺人容疑から逃れやすくなるよう、法律改正をさせるべく動く。ダウニー・Jr.は殺人犯たちの逮捕を諦めない引退した警官役を演じ、殺人鬼は警官が引退した今、自分の足取りを執拗に追う元警官を阻止しようと努める。連続殺人犯は自身を、『スミス都へ行く』のような大義を掲げたセレブに仕立て上げ、自分の本当の動機を隠そうとする──。
『スミス都へ行く』は1939年に公開された映画。上院議員の空席を埋めるために担ぎ出された田舎者のスミスが、熱意を持って行政にあたるうちに議員の汚職を知り、腐敗した政治の世界で孤軍奮闘する姿が描かれる作品だ。
ウィテカーとデッドワイラーが演じる役どころは不明だが、それぞれのキャラクターの目論みや陰謀が複雑に絡み見合う、政治を絡めたブラックコメディ群像劇となるようだ。メガホンを取るマッケイは、『バイス』や『ドント・ルック・アップ』などで協業したケヴィン・メシックとプロデュースも担当する。
『Average Height, Average Build(原題)』は2023年夏から秋にかけて撮影開始の見込み。
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Source:Deadline





















