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アレクサンダー・スカルスガルド、『アンチヴァイラル』ブランドン・クローネンバーグ監督新作で主演へ ─ リゾート外に潜む魅惑的で危険なものとは

アレクサンダー・スカルスガルド
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6853128986/ | Remixed by THE RIVER

デヴィッド・クローネンバーグの遺伝子を受け継ぐ、『アンチヴァイラル』(2012)『ポゼッサー』(2020)などの鬼才ブランドン・クローネンバーグ監督による新作映画『Infinity Pool(原題)』に、『ターザン:REBORN』(2016)『ゴジラvsコング』などのアレクサンダー・スカルスガルドが主演として迎え入れられたことがわかった。米Deadlineなどが報じている。

『アンチヴァイラル』『ポゼッサー』につづくブランドン・クローネンバーグによる長編映画は、監督が得意とするSFスリラーだ。若くして裕福で恋に夢中のジェームズとエマ、ふたりの休暇に焦点を当てた物語が描かれる。ふたりが過ごしている場所は、島巡りのツアーと、輝く海辺が魅力のオールインクルーシブ・リゾート(※)。しかしホテルの外には、さらに魅惑的で危険なものが待ち構えていた。やはりブランドン・クローネンバーグ、父親と同じく一筋縄ではいかなそうな展開を用意していそうだ。

※食事や飲み物などの料金が宿泊代金にすべて含まれているリゾート。

製作・配給を担当するのはNeon。ブランドン・クローネンバーグによる『ポゼッサー』をはじめ、『パラサイト 半地下の家族』(2019)『燃ゆる女の肖像』(2019)など、数多くの名作を米国内で届けてきた配給会社だ。アレクサンダー・スカルスガルドは主演のほか製作総指揮も兼任している。なお撮影は、2021年9月6日から開始されるとのこと。公開時期は不明だが、『ポゼッサー』のようにサンダンス映画祭でお披露目となる可能性も有り得そうだ。

ちなみに父で監督のデヴィッド・クローネンバーグは、ヴィゴ・モーテンセン&レア・セドゥ&クリステン・スチュワート共演で新作映画を、Neonで同じく準備中だ。こちらの撮影は、2021年8月2日〜9月10日に行われると伝えられている。もしかしたら2022年は、クローネンバーグ親子による映画がふたつも日の目を浴びることになるかもしれない。期待が高まるばかりだ。

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Source:Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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