『不思議の国のアリス』Netflixでミュージカル映画化、舞台は音楽フェス ─ サブリナ・カーペンター主演

世界中が愛して止まない児童小説『不思議の国のアリス』を原作にした、Netflixによるミュージカル映画『アリス(原題:Alice)』が製作されることが決定した。主演・製作を務めるのは、「ガール・ミーツ・ワールド」(2014-2017)『Work It 〜輝けわたし!〜』(2020)の女優・歌手サブリナ・カーペンター。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作は、ルイス・キャロルによる小説『不思議の国のアリス』に基づく現代版。物語の詳細こそ明かされていないが、音楽フェスティバル「ワンダーランド」を舞台に描く作品となる模様だ。脚本は劇作家のロス・エヴァンスが担当。製作にはサブリナ・カーペンターの他、「ゴシップガール」(2007-2012)のレスリー・モーゲンスタイン、『エブリシング』(2017)のエリーサ・ダットンが名を連ねている。その他の出演者や監督については、続報に期待したいところだ。
ちなみに、『不思議の国のアリス』を原作として初めて映像化された作品は、セシル・ヘプワース監督による無声映画『不思議の国のアリス』(1903)。以来、ディズニー・アニメーション『ふしぎの国のアリス』(1951)、ティム・バートン監督『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)など数多く映像化されている。
サブリナ・カーペンターは「ガール・ミーツ・ワールド」『Work It -輝けわたし!-』の他、『ヘイト・ユー・ギブ』(2018)『ベビーシッター・アドベンチャー』(2016)などにも出演。今後の作品としては、2020年10月23日にDisney+にて配信開始予定の『クラウズ~雲の彼方へ〜』が控えている。