『エイリアン:ロムルス』絶望の第2形態ポスター公開、フェイスハガーが顔面がぶり

恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』(1979)の“その後の物語”が描かれるシリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』より、若者たちを絶望の淵へと追い詰めることとなる“エイリアン”の姿を捉えた第2形態ポスターが公開された。
今回公開されたのは、宇宙最恐の生命体“エイリアン”の第2形態・フェイスハガーが人間の顔に襲い被さり、今にも寄生せんとするショッキングな瞬間を捕えた第2形態ポスターだ。8本の長い指にも似た脚を持つクモのような見た目のフェイスハガー。この個体の目的は“人間への寄生”。ひとたび接触すると、頭部をつかむように覆い被さり、長い尾のようなものを首に巻き付け、さらに宿主の口に器管を挿入して寄生する。一度捕まったら、人間の力で剥がすことは困難で抵抗の術が無い、まさに絶望の瞬間だ。
その後、寄生した人間の中で成長し、勢いよく胸を突き破って姿をあらわす第3形態・チェストバスター、脱皮を繰り返した後の最終形態・ゼノモーフと、とてつもないスピードで進化を遂げていく“エイリアン”。どの形態の時でも密かに身近に迫り、気づいた時には時既に遅し状態のとめどない絶望感に一瞬たりとも気を緩めることは許されない。
そんな宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”が、最新作でも若者たちを恐怖のどん底へ突き動かしていく。逃げ場のない宇宙の密室空間で、若者たちは生存率0%の絶望から逃げ切ることができるのか。

リドリー・スコット、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーなど、映画界のレジェンドがメガホンをとってきた本シリーズの新たな担い手として白羽の矢が立ったのは、『ドント・ブリーズ』(2016)で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレス監督。オリジナルシリーズへの有り余る愛を注入しつつも、本作単体でも十二分に楽しめる、まさに新たなエイリアンファンを取り込める作品だと自信をのぞかせる。
本作の主人公である“エイリアン”を手掛けたのは、シリーズファンたちから熱く支持されているクリーチャー・デザイナー、H・R・ギーガーの意思を継ぐ才能溢れるクリエーターたち。『エイリアン2』『エイリアン3』のアレック・ギレス(チェストバスター担当)や 『エイリアン2』のシェーン・メイハン(ゼノモーフ担当)らシリーズになくてはならない精鋭たちが、今作でも“エイリアン”を通じて、無力な若者たちを巧みに翻弄し極限状態へと追い詰める。
広大な宇宙の密室で起こる“究極のサバイバル・スリラー”を、劇場の大画面で体験せよ。『エイリアン:ロムルス』は2024年9月6日(金)劇場公開。
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