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「猿の惑星」シリーズ全8作を総おさらい!『聖戦記』予習用、観る順番も徹底解説

©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

2017年10月13日、「猿の惑星」シリーズ最新作の『猿の惑星:聖戦記』が公開されます。本作は2011年に始動した「猿の惑星」のリブート版シリーズの3作目で、『猿の惑星:創世記』(2011)『猿の惑星:新世紀』(2014)の直接的な続編になります。

実は「猿の惑星」シリーズは最新作も含めると9作もの作品が存在します。フランチャイズとしては「スター・ウォーズ」シリーズと同じ規模なのです。最新作のために予習をしようと思っても、これではどこから手を付ければいいのかわかりません。そこで、THE RIVERでは「猿の惑星」シリーズ全8作の解説と、目的に合わせた「観てほしい順番」をご紹介したいと思います!ぜひ、鑑賞の参考にしてください。

©2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

「猿の惑星」シリーズ全8作を一気に振り返り!

「猿の惑星」シリーズは、『猿の惑星』(1968)『続・猿の惑星』(1980)『新・猿の惑星』(1971)『猿の惑星:征服』(1972)『最後の猿の惑星』(1973)の連続した5作品と、第1作をリメイクした『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)、それから現在進行中の『猿の惑星:創世記』『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』の9作品で構成されています。まずはオリジナルの5作品について紹介しましょう。

『猿の惑星』(1968)

(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

あらすじ

アメリカ人宇宙飛行士のテイラーは宇宙船のトラブルで未知の惑星にたどり着くが、そこは猿が言葉を話し、人間を奴隷として支配する奇妙な世界だった。チンパンジーのコーネリアスとジーラの手を借りて、何とかこの世界から脱出しようとするテイラーは、やがて絶望的な真実を知る。

(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

解説

記念すべき第1作は、フランク・J・シャフナー監督、チャールトン・ヘストン主演で1968年に公開されました。興行的にも大成功をおさめ、メイクアップ担当で猿の特殊メイクを担当したジョン・チェンバースはのちにアカデミー名誉賞を受賞しました。

本作は1963年に発表されたフランスの同名小説を原作にしており、人間と猿の立場を逆転させた物語は非常に寓話的です。猿たちは人間のように言葉を話し、文化的な生活を営んでいます。彼らの文明には宗教も存在し、「神はご自身の姿に似せて猿を作られた」と信じています。さらに驚くべきことに、この世界の人間は言葉を話すことができず、猿たちの奴隷として差別的な扱いを受けています。さらに、猿たちはテイラーを自分たちの築き上げた秩序に対する挑戦と捉え、事実の隠ぺいに走ります。人間たちが鎧を着たゴリラにムチ打たれ、棒に括りつけられたり、軍事演習の標的にされたりている様は、まさに地獄です。しかし、この滑稽でおぞましい猿の姿は、人間のそれとそのまま重なります。一説には、猿は白人にとっての有色人種を戯画化したものだと言われています。有色人種を差別し、虐げてきた白人社会は、物語の中でしっぺ返しを食らっているわけです。さらに、有名なラストシーンで明かされる真実は、白人に限らず同族間で憎しみ、殺し合ってきた人類に対する痛烈な皮肉になっています。東西冷戦で核戦争一歩手前という危機を経験し、公民権運動が大きな盛り上がりを見せていた当時の世相を反映する、非常に社会派な作品です。

『続・猿の惑星』(1970)

(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

あらすじ

行方不明となっていたテイラーを追って猿の惑星にやって来たブレントは、コーネリアスとジーラの力を借りて禁断地帯に足を踏み入れるが、そこにはコバルト爆弾を神として崇めるミュータント化した人類の隠れ家だった。一方、領土の拡大を訴える強硬派の猿の軍隊も禁断地帯に侵入し、ミュータントとの全面戦争に突入する。

Writer

トガワ イッペー
トガワ イッペー

和洋様々なジャンルの映画を鑑賞しています。とくにMCUやDCEUなどアメコミ映画が大好き。ライター名は「ウルトラQ」のキャラクターからとりました。「ウルトラQ」は万城目君だけじゃないんです。

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