アナ・デ・アルマスのファン、『イエスタデイ』出演シーンカットを巡り米ユニバーサルに対して訴訟

ハリウッドの人気俳優アナ・デ・アルマスが2019年の映画『イエスタデイ』から出演シーンをカットされたことを巡り、アルマスのファン2人が、製作の米ユニバーサル・スタジオを相手取った訴状を提出したことがわかった。米Varietyが報じている。
このたび訴えを起こしたのは、米メリーランド州在住のコナー・ウルフ氏とカリフォルニア州サンディエゴ在住のピーター・マイケル・ローザ氏。アナ・デ・アルマスのファンである2人は、3.99ドル(約454円)を支払い、アマゾンプライムビデオで『イエスタデイ』をレンタル。しかし、本編からはアルマスの出演シーンはカットされていた為、2人はアルマスの演技を楽しむことができなかった。
当初アルマスは、主人公ジャック(演:ヒメーシュ・パテル)が恋するロクサーヌという女性の役で起用されており、2019年当時に公開された本国版の予告編にもその姿は映っていた。このたび原告側は、米国時間2022年1月21日に提出した訴状にて次のように記している(一部抜粋)。
「消費者は、『イエスタデイ』の予告編でアナ・デ・アルマスが出演することを約束された。しかしながら、蓋を開けてみるとアナ・デ・アルマスの姿は全く見られず、そのような消費者にしてみれば、レンタルや購入の価値が全く提供されなかったといえる。」
これを根拠に、原告側はユニバーサル・ピクチャーズが虚偽のマーケティングを展開し、最低500万ドル(約5億7,000万円)分の利益を回収したと主張。本件について、ユニバーサル側は声明を出していない。
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Source: Variety