Menu
(0)

Search

アニャ・テイラー=ジョイ、『ドクター・ストレンジ』監督の新作映画に出演へ ─ 主演は『トップガン マーヴェリック』マイルズ・テラー

アニャ・テイラー=ジョイ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29787633788/

『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のアニャ・テイラー=ジョイが、『ドクター・ストレンジ』(2016)『ブラック・フォン』(2022)のスコット・デリクソン監督による新作映画『The Gorge(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は激しいアクションがフィーチャーされた“ジャンルを超えたラブストーリー”と報じられているが、ストーリーの詳細は不明。主演は『トップガン マーヴェリック』(2022)ルースター役のマイルズ・テラーが務めるが、アニャ&マイルズの役どころはわかっていない。脚本は『トゥモロー・ウォー』(2021)のザック・ディーンが執筆。なお配給権はAppleが獲得したため、本作はApple TV+のオリジナル作品になるとみられる。

製作は『トップガン マーヴェリック』『トゥモロー・ウォー』の両作を手がけたSkydance Productions。もともとデリクソン監督は『ブラック・フォン』の次回作として本作に着手していたが、一時は別の企画を検討していたという。しかし、マイルズが本作に関心を示したことから、再びこちらを次回作とする意志を固めた。Appleとアニャの参加を受け、より本格的に企画が動き出すものと考えられる。

プロデューサーは『トップガン マーヴェリック』のデヴィッド・エリソン&デイナ・ゴールドバーグのほか、脚本家のディーンとデリクソン監督、そして『ドクター・ストレンジ』脚本家のC・ロバート・カーギルらが参加。製作総指揮にはマイルズも名を連ねている。

『ウィッチ』(2015)『スプリット』(2016)『ミスター・ガラス』(2019)などを経て新世代のスター俳優となったアニャは、今後も出演作が多数待機中。デヴィッド・O・ラッセル監督『アムステルダム』は2022年10月28日に、レイフ・ファインズ共演の風刺スリラー『ザ・メニュー』は11月18日に、ピーチ姫の声優を務める『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年4月28日に日本公開予定だ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2016)の前日譚映画『フュリオサ(原題)』も2024年4月に米国公開される。

そのほか、待望の日本上陸となる出演作『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』は2022年10月14日に、『ライトハウス』(2019)ロバート・エガース監督と『ウィッチ』以来の再タッグを組んだ『ノースマン 導かれし復讐者』は2023年1月に日本公開予定。いかにアニャが現在の映画界に欠かせない存在かがうかがえる出演本数と公開ペースではないか。

一時は“ホラー界の新女王”とも呼ばれていたアニャだけに、新たな出演作である『The Gorge』では、同じくホラー出身のデリクソン監督との顔合わせも要注目。そのほかのキャスティングも含め、さらなる続報にも期待したい。

あわせて読みたい

Source: Deadline

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly