狩るか、狩られるか『エイペックス・プレデター』シャーリーズ・セロンVSタロン・エジャトン共演の予告編 ─ 『フリーソロ』×『羊たちの沈黙』風、命懸けのゲームに巻き込まれる

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』などのシャーリーズ・セロンと『キングスマン』シリーズのタロン・エジャトン共演によるNetflix新作映画『エイペックス・プレデター(原題:Apex)』の予告編映像が公開された。セロンによる命がけのアクションと、エジャトンの狂気溢れる演技が見ものとなりそうだ。
『エイペックス・プレデター』は、悲嘆に暮れる女性がオーストラリアの荒野で自らの限界に挑むなか、突如として冷酷な捕食者との命がけのゲームに巻き込まれていく、手に汗握る物語。
予告編の冒頭、セロン演じるサシャは、素手でロッククライミングに挑んでいる。雪が舞ってもロッククライミングを続け、激流の中もカヌーで川をくだり、興奮に満ちた声を上げる様子からも、かなりワイルドかつアクティブな人物であることが窺える。
エジャトン演じるキャラクターも「君は特別だ、サシャ。君のことについてはすでに知ってる。危険が、生きてるって感覚をくれるんだろ。。完璧こそが唯一の選択肢だよな」とサシャに一目置いているようだ。しかし次の瞬間、「これは完全に違う。それに対応できると思うか?」と煽り、サシャの背後を狙い弓矢を放つ。

サシャは森の中を全速力で駆け抜けるが、男も後を追ってくる。サシャが「ゲームのつもり?まさかそんな風に考えていたの?」と問うと「正解」と男は返すが、一体男が何者なのか、サシャを狙う意図さえも分からない。地上で、水中で、死闘を繰り広げる2人。画面に映し出される“HUNT OR BE HUNTED(狩るか狩られるか)”の通り、2人のデッドヒートが続くが、サシャは逃げ切ることができるか。

ロッククライマーによる前人未踏の挑戦を描いたドキュメンタリー『フリーソロ』とサイコサスペンスの傑作『羊たちの沈黙』を掛け合わせたような作品と称されている本作のメガホンを取ったのは、『エベレスト 3D』(2015)『アドリフト 41日間の漂流』(2018)などを手がけたアイスランド出身のバルタザール・コルマウクル。セロン、エジャトンほか、『ブラックホーク・ダウン』(2001)『ハルク』(2003)『トロイ』(2004)のエリック・バナもキャストに加わっている。
2024年2月の撮影開始時にTudum向けに「これまでにないほど興奮している」と明かしていたコルマウクル。「オーストラリアの荒々しくも美しい地形で、シャーリーズ・セロン、エジャトン、エリック・バナという世界で最も才能豊かで献身的な3人の俳優たちと仕事ができるのは、なんという喜びでしょう。このユニークなサバイバルストーリーで彼らを過酷な試練にさらすことになっても」と本作への意気込みを語っていた。『エベレスト 3D』では容赦ない自然の驚異が登場人物たちを揺さぶったが、『エイペックス・プレデター』は、過酷な環境に加えて、正体不明の人物までが主人公を襲う。
セロンは『オールド・ガード』シリーズ、エジャトンは『セキュリティ・チェック』(2024)と、ともにNetflix製作のアクション・スリラーに縁がある2人が、さらにパワーアップしたアクションを見せてくれることに期待したい。また、『渇きと偽り』や『Force of Nature: The Dry 2(原題)』など、近年母国オーストラリアでの活動も精力的なバナが、オーストラリアを舞台にする物語にどう絡んでくるかも要注目だ。
『エイペックス・プレデター(原題:Apex)』は2025年4月24日にNetflixにて独占配信開始。























