『アルマゲドン』ラスト、食中毒で吐きながら撮影したベン・アフレック ─ 「体調悪かったけど、行かなきゃと思って」

体調不良だからといって誰かが代わりを務めてくれるわけではないのだから、無理を押してでも仕事に行かなければ……。ハリウッド俳優もそんなことを考えるようだ。ベン・アフレックが大ヒット映画『アルマゲドン』(1998)でのエピソードを明かしている。
Netflix作品『Rip/リップ』の配信が始まったばかりのアフレックは、盟友マット・デイモンとともにニュース番組「Fox 32 Chicago」に出演。司会のジェイク・ハミルトンから「『アルマゲドン』であなたとブルース(・ウィリス)が小惑星の取引をした瞬間、劇場で大泣きしたことが忘れられません。あの瞬間に関するエピソードがあったら知りたいのですが」と尋ねられている。
アフレックは、その前夜に開催された『Rip/リップ』のプレミア上映で、『アルマゲドン』の共演者であるスティーヴ・ブシェミに会ったとところだったとか。「当時を懐かしんで、話しました。僕たちが誰も経験したことのないような、とても風変りで、素晴らしくて、変わっていて、別世界のような映画体験でしたねと。面白くて、インディペンデントで、カッコいい映画だったよね」と振り返った。
『アルマゲドン』のラストは、A.J.(アフレック)が小惑星に残って手動で爆弾を起爆させる役割を担うことになるが、娘の恋人であるA.J.の身代わりとなるべくハリー(ウィリス)が自ら小惑星に残り、核爆弾を手動で起爆させる。親子愛、上司と部下の絆が交錯する悲しくも美しい別れのシーンだが、アフレックは撮影中、事もあろうに食中毒に苦しんでいたのだという。
「当時は、まだ俳優として経験が浅かったから、電話一本かけて“今日は体調が悪くて仕事できません”と言っていいものだとは分からなかったんですよ。だから“行かなきゃ”と思って、行きました。本当に人生で一度きりのことだけど、吐きながら撮影したんです。」
具合が悪いときは、休養したほうがいいと頭では分かっていても、当時アフレックもまだ20代半ば。スターが勢揃いする大型映画の撮影に穴をあけるわけにはいかないと気負ってしまった心情も理解ができる。「ごみ入れがあったから、カットがかかるたびに吐いてました。でも多分、そのおかげでシーンがよくなったと思います」と笑い、デイモンも「映画を見ている人も“こいつ、何かすごいことやってるな”ってなるよね」と重ねているが、実際は相当つらかったに違いない。以降は、同様の経験をしていないとのことだが、どの撮影現場も健やかに進行することを願うばかりだ。
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Source:Fox 32 Chicago




























