元オアシス、リアム・ギャラガーの挫折と復活 ─ 10年間の苦闘を追ったドキュメンタリー映画『As It Was』2020年公開決定

伝説となったイギリスのロックバンド「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーのバンド時代からソロミュージシャンとしての復活までを追ったドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was(原題)』が2020年に公開されることが決定した。
音楽ファンならば知らぬ者はいない稀代のフロントマン、リアム・ギャラガー。オアシスの成功でスターダムにのしあがる反面、破天荒でスキャンダラスな行動によってメディアからバッシングを受け、さらに兄弟との確執が表面化したことでバンドは解散状態となってしまう。新たに結成したバンドも解散し、失意の中、リアムは自らの力だけで音楽の世界を生き抜くことを決意して…。
本作『Liam Gallagher: As It Was』は、イギリスのロックシーンを牽引するロックスター、リアム・ギャラガーの成功と挫折、そして苦悩からの復活をありのままに映し、その素顔に迫る。監督はドキュメンタリー映画監督ギャビン・フィッツジェラルドと、本作のために10年以上リアム・ギャラガーを撮影してきたチャーリー・ライトニングが務めた。
なお、2019年9月20日(金)にはリアム・ギャラガーのセカンド・アルバム「Why Me? Why Not. / ホワイ・ミー?ホワイ・ノット」(発売:ワーナーミュージック・ジャパン)が全世界同時リリースとなった。アルバム&公式グッズの購入、音源ストリーミングはこちらのリンクより。

リアム・ギャラガー

1991年にイギリスで結成され、94年のファースト・アルバム「Definitely Maybe」からイギリスのロックシーンを常に先頭で走り続けてきた伝説的ロックバンド「オアシス」の元フロントマン。バンドメンバーである実兄ノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、2009年にオアシスを脱退した。
実質的な解散状態を経て、同年にはリアムをフロントマンにしたバンド「ビーディ・アイ」が結成されるも、2014年に解散。それから3年を経て、再起を賭け、ソロ名義リアム・ギャラガーとして音楽活動をスタートした。ファースト・アルバム「As You Were/アズ・ユー・ワー」は全英1位を獲得し、世界的に評価を集め、30万枚以上の売り上げを記録。プラチナディスクとなり、リアム自身の才能を再び明確に知らしめる完全復活を遂げた。

ドキュメンタリー映画『Liam Gallagher: As It Was(原題)』は2020年公開。
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