『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』ファーストオーダーの新兵器「AT-M6」と「ドレッドノート」に迫る

スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』より、ファースト・オーダーの新兵力「AT-M6」「ファースト・オーダー・ドレッドノート」が発表された。スター・ウォーズの公式Youtube番組「The Star Wars Show」が明らかにした。また公式サイトStar Wars.comでは、デザインを担当したケヴィン・ジェンキンス氏のインタビューを掲載している。本記事では、The Star Wars Showの動画とケヴィン氏の解説をもとに、ファースト・オーダーの新たな脅威を掘り下げていく。

AT-M6

全地形対応装甲トランスポート(AT-AT)の後継機であるAT-M6。M6とは”メガ・キャリバー6(Mega caliber 6)”の略で、頂部に搭載したメガ・キャリバー・6・レーザー・キャノンに由来する。(“caliber”は口径や弾径を意味する。)通常のAT-ATを遥かに凌ぐサイズを誇る。ケヴィン氏によれば、そのサイズ感はAT-ATの「2~3倍」だという。The Star Wars Showのアンソニー・カルボーニは、「AT-ATは象のような動きだが、AT-M6はキャノン砲を安定させるためにゴリラのような進み方をする」と解説する。

ウォーカーといえば、スター・ウォーズの世界ではお馴染みの機体だ。新型をデザインするにあたりケヴィン氏は、「そもそもウォーカーとは何だろう」と思案するところから始めた。そして、ただ闇雲にデザインにあたるより、過去のデザインを踏襲することに意義があると気付いたという。

「私にとってウォーカーとは、パンツァー・タンク(ドイツ語で戦車)と犬を合わせたものなんです。」

ケヴィン氏はライアン・ジョンソン監督に「今度は犬ではなくて、ゴリラにするのはどうですか?」と提案した。それには理由があった。

「私たちの間で疑問だったのは、『帝国の逆襲』でスノースピーダーに破られてから、彼らは4足歩行モデルで同じ轍を踏みたくないと思っているはずだよね、というものでした。ホスでコテンパンにやられましたからね。」

後になってケヴィン氏は、「何故あの時ゴリラと言ったのかは思い出せないけれど」としながら、AT-M6の機体アイデアを「ドッシリした構えで、すごくアグレッシブなんです」とプレゼンしたという。待機体制のデザインには、やはりゴリラの写真を参考にしたそうだ。

重装備のフロントレッグには腕のような関節があり、ケヴィン氏は「スノースピーダーでは倒せないぞ」と息巻きながら、AT-ATウォーカーから遥かに改良された安定性をアピールする。

ちなみにケヴィン氏は、AT-M6のデザイン制作についてはコンセプト・デザインもほどほどに、休日に訪れたビーチでラップトップを広げながら2週間ほどかけてモデリングを行い、ライアン監督のもとに持ち帰ったそうだ。その仕事っぷりには監督も喜んだという。

ファースト・オーダー・ドレッドノート

ファースト・オーダー・ドレッドノートはマンデイターⅣクラスのスター・デストロイヤー。2基の巨大なオート軌道キャノンを搭載。背面には24基の対戦闘機用キャノンを配備し、レジスタンスを迎撃する。全長は7,669.72メートルで、通常のスター・デストロイヤーの2.5倍のサイズを誇る(ケヴィン氏による)。

デザインについてケヴィン氏は、「オリジナル・トリロジーの要素を組み合わせました」と明かしながら、「第2次世界大戦と朝鮮戦争時代のものに強い影響を受けました」と語る。

「まずは巨大な三角形からスタートしました。これがスター・デストロイヤーの形ですよね。しかし、トップを平らにすることが設計要件でした。デザインの後半段階になって、これまでのスター・デストロイヤーのように裏側部分に傾斜を加えました。横断図で見ると、台形のように見えますからね。」

初期のカットを見たケヴィン氏とライアン監督は、すぐに「これは砲台が必要だ」と気づいたという。そこで、『ジェダイの帰還』で見られたような皿型のレーダーを付けてみたが、「違うね、大きな銃だ。デカい銃が必要だ」と思い、巨大なキャノン砲を取り付けた。その際には実在の戦艦を多数参照し、「戦艦ヤマト」も参考にしたという。

ドレッドノートのキャノン砲は、大きな機体の底部分に取り付けられる。ケヴィンによればこの設計は、ロックを解除して砲台が下部に降りてくるという恐ろしさを印象付けるためだという。

The Star Wars Showによって明かされた二大戦闘機は、共に静止画のみの発表。今後の予告編映像などで更なる姿が明かされることに期待したい。

『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』は、2017年12月15日公開。

Source:http://www.starwars.com/news/inside-two-deadly-new-first-order-vehicles-from-the-last-jedi
https://youtu.be/vTNJNRXfSIg

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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