『アバター』ディズニーランドでアトラクション化が決定

ジェームズ・キャメロン監督によるSF超大作、『アバター』シリーズのアトラクションがディズニーランドに登場することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
2023年2月7日(米国時間)に行われた、ディズニーによる2023年第1四半期の決算報告会にて、CEOのボブ・アイガーは「Avatar Experience(アバター・エクスペリエンス)」と呼ばれる新アトラクションを発表。詳細は近日に発表すると述べた。
報告会にて、アイガーは「いまや『アバター』シリーズはディズニーの中核を成すフランチャイズとなり、ビジネスの境界線やテリトリーを超えて成功へ導く作品」だと語った。ただし、どの地域のディズニーランドに「アバター・エクスペリエンス」がオープンするのかについては言及されていない。
アイガーが述べた通り、『アバター』はモンスター級のフランチャイズに成長しつつある。2009年公開の第1作は全世界興行収入の歴代No.1を記録し、続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)は世界興収21億7,000万ドル以上を叩き出し、すでに歴代第4位に食い込むほどの大ヒットに。さらに拡大を続けるシリーズは第3~5作の製作が予定されているほか、「アバター・エクスペリエンス」のオープンで、ついにスクリーン以外でも『アバター』の壮大な世界観を堪能できることになる。
なお今回の決算報告では、ディズニー・パークスの第1四半期における収益は88億ドル近くに上り、全体収益の3分の1を占める21%増となったことも発表された。「アバター・エクスペリエンス」の登場により、さらなるビジネス的な好転も期待される。
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は公開中。第3作が2024年12月20日、第4作が2026年12月18日、第5作が2028年12月22日に米国公開される予定が発表されている。
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Source: Deadline