『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』特別映像公開、環境保全キャンペーン始動 ─ 参加するだけで最大100万ドル寄付

革命的超大作『アバター』(2009)の続編映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開を記念し、海洋生物と生息地を保護する参加型キャンペーン「Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」が世界規模でスタートする。あわせて、物語の舞台であるパンドラの美しさ、そして地球の海を守るためのアクションをキャスト陣が呼びかける特別映像が公開された。
「Keep Our Oceans Amazing」キャンペーンの[バーチャル・パンドラ・オーシャン]では、オンラインで『アバター』をモチーフにした自分だけの海のクリーチャーを作ることができる。参加すると、1体につき5ドル(約700円)、最大100万ドル(約1億3,900万円)を、ディズニーと『アバター』が自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)に寄付する。
本作では海辺に住む新たなナビィの部族や新たな海洋生物が登場することを受けて、今回はパンドラの海洋生物とも共通点をもつベルーガ、シロナガスクジラ、ジンベイザメ、タイマイ、マナティー、マンタ、ブダイ、スタグホーンコーラル、アシカ、マングローブ(※海洋生物にとって大切な住処)の 危機に瀕する生物10種類をフィーチャーし、2030年までに海洋生物の10%を保護するというTNCの目標達成を支援する。
公開された特別映像には、キリ役のシガニー・ウィーバー、ジェイク役のサム・ワーシントン、ネイティリ役のゾーイ・サルダナをはじめ、スパイダー役のジャック・チャンピオン、トゥク役のトリニティ・ジョリー・ブリス、ツィレヤ役のベイリー・バズ、ネテヤム役のジェームズ・フラッターズが登場。シガニーは「(本作は)観客を驚異のサンゴの不思議へと誘います。そこでは新たなる海洋民族や様々な海洋生物に出会えます」と語り、本編よりパンドラの海の美しいシーンを紹介する。

「私の情熱はこの海にある」と語るジェームズ・キャメロン監督は、スキューバダイバーや、世界最深のマリアナ海溝底部への単独潜航に成功した探検家としても知られる。海洋生物のドキュメンタリーを手がけるほか、『アビス』(1989)『タイタニック』(1997)などでは並々ならぬこだわりで海を表現してきた。海洋環境の破壊が進む現状を危惧する想いが、今回のキャンペーンにも繋がっている。
なお、長年ジェームズ・キャメロンの製作パートナーを務めるプロデューサーのジョン・ランドーは「《アバターの精神》は、私たちはいつも全ての人、そして地球と繋がっているということ。だからこそ、誰もが周囲の人々や環境に対してプラスの影響を与える責任がある。“Keep Our Oceans Amazing”のキャンペーンは、世界中のファンと一緒にこの責任を全うするための最高の方法です」と語った。

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年12月16日(金)公開。
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