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『アバター:WoW』は感動するのか?3時間超えは長くないのか? ─ 観た人たちのおすすめレビュー

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

驚異の3D映像が話題の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開中だ。映像革命を起こした前作『アバター』から13年。ジェームズ・キャメロン監督は本作で没入感凄まじい圧巻の映像を披露しているらしい。

日本国内でも、映画館史上最多の1,466スクリーンで上映されたというから、映画業界がそうとう自信を持って送り出していることは確かである。全世界でもナンバーワン大ヒット発進を記録しており、メディアや観客のレビューも大絶賛の声が多い。

そうは言っても、本当に観るべきなのかと疑う方も少なくないはずだ。なにせ本作は3時間12分という長尺作品。“タイパ(タイムパフォーマンス)”が重要視される昨今、3時間以上もかける映画に失敗はしたくないものだ。なんなら、前作『アバター』の物語にはさほど惹かれなかったし、いくら「映像がマジですごい」と言われても、それが自分にとって観にいくべき理由になるかは分からない。だいたい、メディアの絶賛レビューも、ちょっと大げさに書いてるんじゃないか?

まぁ、ちょっと聞いて欲しい。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を映画館で3D鑑賞した人たちは、「これは観た方がいい」と異口同音なのだ。この映画の凄さは、やはり自分で鑑賞しなければ分からないのだと。ここでは、『ウェイ・オブ・ウォーター』パンドラの旅から帰還した方々の、生の声をいくつかご紹介させていただきたい。

「正直リアルすぎて驚きました」

「正直リアルすぎて驚きました。ジェームズ・キャメロン監督が言っていた、海に入り込む感じがわかりました」(K1llgrave様)
「色んな人のレビューを読んでいたが、本当だったんだと観て納得した。やはり、実際に劇場に行き自分の目で見なければ感じられない美しさがそこにはあった」「映画の後半では一緒になって潜っている、一緒になって息を止めている自分がいた」(ルイ様)
「鑑賞前から多くの絶賛レビューを拝見し、大きな期待と共に鑑賞しました。レビューの中には少し言い過ぎではないかというほど絶賛するコメントもありましたが、実際に鑑賞してみて、そのすべてに大きく頷くことができました。大げさな表現を用いてもなお評価しきれない、『言葉にならない』とはまさにこのことであると感じました」(いさりよ様)
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
「海の水の質感、アバター達の皮膚感、生き物の触感、全てが映像ではなく本物のように感じました」「観てる自分がそこに居るかのような感覚に陥りました。『映像美』の一言じゃ収められない作品です」(たろんみずき様)
「『映画を鑑賞する』から、『映画を体感する』へ…」「音、映像、光、観るもの、聞くもの、感じるもの、全てがリアルで、こんな体験は初めてでした」(デコちゃん様)
「巨大な生物が出てくる映画は巨大なスクリーンでこそ観るべき。これを3Dで観た時、没入の次元を超える」(杉の木様)
「まるでそこに存在しているかの様に、水に浸かる心地よさが肌に感じてくる。映画は進化しているのだとジェームズ・キャメロンは証明した」(映詩様)

「自分も海の中にいるんじゃないか」

パンドラという惑星の不思議な森の神秘を描いた前作から、本作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は美しい海に舞台を移した。自身もプロ級のダイバーとして世界中の海に潜っているジェームズ・キャメロンといえば、『アビス』(1989)『タイタニック』(1997)など水や海を題材とした物語の名手。本作では、海をよく知るキャメロン監督ならではの海遊体験が、世界最高の3D映像で味わえる。具体的に心に残ったシーンについて、やはり美しい海中シーンをあげる声が多数だ。

「まるで自分も海の中にいるんじゃないか?と思ったくらいです。あの穏やかでうっとりとした時間をずっと味わっていたい気分になりました」(ねこ様)
「海中での自然と生き物の美しさは自然と涙がこぼれた」(paisen様)
「海中でのシーン。イキイキして神々しい」(サマンサ様)
「実際にキャラクター達と旅したり、一緒に海を泳いでいるような感覚に近い」(長井慎一様)
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

感動的なストーリーに「気付けば涙が溢れてました」

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界を魅了しているのは、こうした異次元の映像にだけではなく、アツくて泣けるストーリーにも心から没入できるからだ。物語のテーマは家族の絆。主人公のジェイクは、前作で結ばれた妻ネイティリとの間に3人の子どもをもうけ、1人の養女と、孤児になった人間の少年も迎えて平和な家族を築いた。しかし、そこに再び人類が到来。神聖な森を追われたジェイクの家族は、美しい海辺の楽園へと身を寄せるも、侵略の手に迫られることとなる。

愛する家族を守るべく戦う、壮大で感動的なドラマはスクリーンを飛び出し、まるで観る者の心まで直に届くよう。本作は“目”だけでなく“心”さえも奪うスペクタクル超大作だ。だからこそ、「泣けた」「ストーリーに感動した」という声も非常に多い。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
「家族の愛の物語に、気付けば涙が溢れてました」(だい様)
「家族の愛や絆が本当に美しく描かれていて、とても感動的でした」(長井慎一様)
「新しい家族との絆や他部族との交流など人間ドラマも見所」(ヤマハ様)
「心を揺さぶられるシーンが多かった」(いさりよ様)
「描かれる人間のエゴ、アイデンティティと(広い意味での)家族の絆。いろんな立場・視点で観られるので、何度でも観たくなる」(サマンサ様)
「全ての場面で想像のななめ上をいく物語の展開で、ポップコーンの手は止まり、次の展開が楽しみで仕方がなかった」(デコちゃん様)
「次回に繋がる伏線を多く配置しているにも関わらず、王道の流れで進んでいき、その匙加減が絶妙」(さるやぎ様)
「1回目を観た後は、胸の高まりをおさめるのに大変だった。でも、気がついたらまた観たくてたまらなくなっている。不思議」(ルイ様)
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

3時間12分があっという間「気づいたら終わってた」

しかし、やはり3時間12分という長尺は鬼門ではないか?それも心配ご無用だ。鑑賞者たちは、映画の長さは全く気にならない、あっという間に終わってしまったと話している。これまで挙げてきたように、うっとりするような映像の没入感と、心揺さぶられるストーリー展開に夢中になってしまうからなのだろう。

「3時間超の作品ですが、懸念していた中だるみもなく、気づいたら終わってしまった感じでした」(さるやぎ様)
「パンドラの世界とナヴィ族や魅力的な生物達に終始ひきこまれ、私自身も完全に『リンク』された状態に。3時間を越える時間にも関わらず、『まだここに居たい』という気持ちが強くありました」(NOBU様)
「エンドロールでは、脱力。映画後半では、完全に意識は作品中へ。体の痛みなんて感じなかった。本当にパンドラの世界にリンクしている気分だった」(ルイ様)
「あの世界に永遠に浸っていたくて3時間が一瞬で過ぎ、終演後はしばらく放心してました。やはりキャメロンは続編の名手!文句なしの大傑作!」(だい様)
「瞬きすらためらわれる3時間、今年の最高傑作として残ることは間違いない」(にゃこ様)
アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

今しか観れない、最高の映画体験を劇場で

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の初体験は、数ヶ月後のストリーミングサービスで配信されるのを待っていたらもったいない。言うならば、花火大会をテレビ画面で映像として観るのと、お祭りで実際に観るのとでは、感動の度合いが全く違うのと同じだ。そこに“居る”からこそ見える輝きがあり、胸に響く音があり、思い出に刻まれる感動がある。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を映画館で3D鑑賞するというのは、映画というメディアが未来に進むお祭りに、誰もが参加できるという極上の感動を表している。そして、それは今しか味わえないのだ。今しか。

「実写なのかCGなのか見分けがつかず、未来の映画を体験しているようでした」(NOBU様)
「映画館の3Dで観ることを勧めます。ほんとうにすごくびっくりました。映像の革命です」(k1llgrave6様)

さあ、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が映画館で3D上映されているうちに、この美しくて心揺さぶる没入体験の旅に出よう。パンドラが、あなたを待っている。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は大ヒット公開中。

Supported by ウォルト・ディズニー・ジャパン

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THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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