『アバター』続編に『ハリー・ポッター』ルーピン先生役デヴィッド・シューリスがナヴィ族役で登場 ─ 撮影で「ド新人のように感じた」

巨匠ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』続編シリーズへの出演が決定している『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生役などのデヴィッド・シューリスは、先住民ナヴィ族の1人を演じることになる。未だ物語の全容が見えない続編シリーズだが、シューリス本人が出演についての心境を明かしている。
2009年に公開された第1作『アバター』は、3D映画人気の火付け役となり、世界的大ヒットを記録。続く『アバター2』は、主人公ジェイク・サリーとナヴィ族のネイティリが築き上げる“家族”の物語となることが続編4作品でプロデューサーに就任しているジョン・ランドーより明かされている。
シューリスは、2018年2月にナヴィ族として『アバター』シリーズに出演することを明かしていた。この度、英Total Filmのインタビューに登場したシューリスは、改めて「私はナヴィ族の1人です。青いやつです」と発言。「キャメロンに会いに行った時は、全く理解出来なかったですよ。オファーを頂いた時はかなり驚きました」。自分が演じるナヴィ族の姿については「私に少し似た感じで作られると思うので、どんな見た目になるのかに興味津々です。素晴らしいことですよ」と話しており、完成を楽しみにしているようだ。
前作では、マイルズ大佐率いる人間たちからの侵略により、故郷を破壊されてしまったナヴィ族。ランドーによると第2作でジェイクとネイティリら家族は故郷を追い出され、惑星パンドラの別の地域を旅することになる。他のナヴィ族の民がどうなるのかは明かされていないが、前作では1つの共同体として共同生活していたことから、ジェイクらと共に新たな地を目指す可能性も十分にあるだろう。
そうした第2作の撮影の際、シューリスは「初めて、初仕事をするド新人かのように感じた」のだそう。「35年間、現場で仕事していましたけど、“何すればいいんだ?”とか“あれは何をしてるんだい?”、“彼はなぜあれをやってるんだ?”、“今それをやるの?”みたいになっていました」と語っている。「これまで私が学んだことすべてが活かされなかったので、そりゃナイーブに感じていましたよ。」
こう語るシューリスは、自分がどのように登場するのかを具体的に把握していないといい、「1つの部屋にビデオカメラを持った16人くらいの人がいるんですけど、ジム(キャメロン)が見るために参考ショットを撮っていただけなので、自分のシーンがどうなるのか全く分かりません」と語っている。「彼らが撮っているものは、スクリーン上じゃ映りませんし、撮られているものは明らかにセンサー上で処理されているんです。部屋中に200個くらいのセンサーがあって、(撮影を)行っているんです」。とはいえ、2018年2月時点で、シューリスは『アバター』第2〜5作までに出演することを明言しているため、ナヴィ族の中でも重要な役割を担うことが期待できそうだ。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2021年12月17日に、第3作が2023年12月22日に、第4作が2025年12月19日に、第5作が2027年12月17日に米国公開予定。
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Source: The Upcoming , Gamesrader+