『アバター2』テーマが判明、主人公ジェイクとナヴィ族ネイティリの「家族」の物語に

2021年公開予定の巨匠ジェームズ・キャメロン監督による『アバター2(仮題)』は、前作の主人公ジェイク・サリーとナヴィ族のネイティリが築き上げる“家族”の物語となるという。本シリーズでプロデューサーを務めるジョン・ランドーが、米RNZにて続編に関する詳細を与えている。
第1作『アバター』(2009)は、3D映画人気の火付け役となり、世界的大ヒットを記録。現在、続編シリーズは第2作~第5作まで計4作品の公開が予定されている。続編の物語に関する正式な情報は出されていないが、『アバター2』では前作から数年後の世界を舞台に、地球人ジェイクと先住民族ナヴィのネイティリ、そして2人が授かった子どもたちを中心に描かれることが伝えられていた。続編4作品でプロデューサーに就任しているランドーによると、「サリー一家と家族が一緒にいるための物語」が描かれることになるのだという。
「ジェイクとネイティリは、この映画で家族を築きます。彼らは故郷を追い出されてしまい、(惑星)パンドラの違う地域を旅しなきゃいけないんです。その中で、彼らは水上や水辺、水中での時間も過ごすことになります。
観客はなぜこれまで以上にエンターテインメントを求めるのでしょうか。それは自分たちの世界や、生活でのプレッシャーから逃避するためなんだと思います。『アバター』では、『ロード・オブ・ザ・リング』でピーター・ジャクソン(監督)がやったように、素晴らしい登場人物たちがいる世界に逃避することができると思うんです。そういったことを楽しみにしています。」
『アバター』続編シリーズの撮影はニュージーランドにて行われていたが、新型コロナウイルスの影響により中断となっていた。しかし、2020年5月21日(現地時間)にランドーが翌週からの撮影再開を発表し、現在は同国政府のガイドラインに則りながら行われている模様だ。
キャストには、ジェイク役サム・ワーシントンやネイティリ役ゾーイ・サルダナ、マイルズ大佐役スティーブン・ラングらが続投。さらに、前作で死んでしまったグレース役のシガニー・ウィーバーも全く違う役どころで出演する。新キャストには、『タイタニック』(1997)でジェームズ監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル、ドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(1999-2007)で知られるイーディ・ファルコ、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)のクリフ・カーティス、ドラマ「TABOO」(2017-)のウーナ・チャップリンらが起用されている。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2021年12月17日に、第3作が2023年12月22日に、第4作が2025年12月19日に、第5作が2027年12月17日に米国公開予定。
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