『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ハルクの結末は急遽変更されていた!原因は「ネットのスクープ記事」

映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、マーベル・スタジオが現地メディアのスクープを受けて結末を一部変更していたことがわかった。暴走の末に大きな被害を生んだハルクは最後に姿を消すが、その内容が当初の脚本とやや異なるものになったというのだ。

問題のスクープとは、2013年2月に米国の一部メディアが「マーベル・スタジオがコミック『プラネット・ハルク』『ワールド・ウォー・ハルク』の映画化を検討している」と報じたことだった。
奇しくも『マイティ・ソー バトルロイヤル』にて『プラネット・ハルク』の映画化は(ある意味)実現するわけだが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、スクープが出た当時『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を製作していた彼らにそのような計画は一切なかったという。

The Wrapの取材にて、ファイギ社長は当時の様子とスクープの影響をこう語っている。

「僕たちが『プラネット・ハルク』をやるという大スクープがありましたよね。それは事実になったわけですが、当時は正しい情報ではなかったんです。なぜならそんな計画は一切なくて、当時はジョス(・ウェドン)が『エイジ・オブ・ウルトロン』を撮っていたからですよ。」

『エイジ・オブ・ウルトロン』のラストで、ハルクはクインジェット(戦闘機)に乗ったまま姿を消し、どこへ行ったのかはついにわからない。製作段階ではハルクが土星付近にいることが判明するという脚本も検討されていたようだが、これは「『プラネット・ハルク』が映画化される」という事実ではないスクープによって変更されたというのだ。

 

「“彼を宇宙に行かせると、みんなが『プラネット・ハルク』をやると思っちゃう。できないよ”って話になりました。[中略]だから彼は空の上にいるんですよ。カスピ海で信号が消えた、という。そうでなくとも現実的な内容になったと思います。」

しかし『エイジ・オブ・ウルトロン』の製作終了後、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のストーリーを検討する中で、ファイギ社長らは『プラネット・ハルク』を原案にするという案を進めることになる。つまり「宇宙に行く」という案を見送ったのちに、結局ハルクは地球外で登場することになったというわけだ。

「ジョスに言わなきゃいけませんでしたね。『エイジ・オブ・ウルトロン』が公開された1年後で、一大事でしたよ。“変更しなきゃ、彼は宇宙には行かない”って言った1年後に、“彼がどうなったと思う? 宇宙に行ってるんだよ”って言うわけですから。」

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より全国ロードショー。

Source: https://www.thewrap.com/kevin-feige-thor-ragnarok-planet-hulk/
http://screenrant.com/avengers-age-ultron-ending-change-planet-hulk-scoop/

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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