ブラッド・ピット&マーゴット・ロビー&トビー・マグワイアら豪華共演、『ラ・ラ・ランド』監督作の初場面写真が米公開 ─ 舞台は1920年代のハリウッド

『セッション』(2014)『ラ・ラ・ランド』(2017)などのデイミアン・チャゼル監督最新作、『バビロン(原題:Babylon)』より初の場面写真が米国にて一挙公開された。
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ブラッド・ピットをはじめ、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイア、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリー、ジーン・スマート、リ・ジャン・リ、ジョヴァン・アデポら俳優陣が華やかに彩る本作の舞台は、1920年代のハリウッド、サイレントからトーキー映画へ移り変わる時代だ。
Vanity Fairによると、『バビロン』のキャラクターの大半は架空の人物だが、実在のハリウッドスターからインスピレーションされているとのこと。ブラッド・ピットふんするジャック・コンラッドは、ジョン・ギルバートやクラーク・ゲーブル、ダグラス・フェアバンクスから影響を受けている、“パーティ好きな人気映画俳優”。デイミアン・チャゼル監督は、「彼は自分の人生とキャリアのなかで、過去を振り返り、その先に何があるのかを考え始める時期に直面しているところ」と説明している。
一方、マーゴット・ロビーはネリー・ラロイという俳優志望の根性に溢れた人物を演じる。同役に関しては、クララ・ボウやジャンヌ・イーグルス、ジョーン・クロフォード、アルマ・ルーベンスといった実在の俳優たちを融合させたかのような人物。ハリウッドに移住してきたばかりで、スポットライトを突然浴びることになるという。
公開された初の場面写真には、メインキャストのピットとロビーのほか、マグワイアをはじめとする脇を固める豪華俳優陣の姿がとらえられている。マグワイアは以前、チャーリー・チャップリン役と報じられていたが、どうやらジェームズ・マッケイという架空の人物を演じるようだ。ピットとロビーのキャラクターのように、チャップリンから影響を受けた人物であるという可能性もあり得るだろう。
ちなみにメインキャストのなかで実在の人物を演じているのは、『スパイラル:ソウ オールリセット』(2021)などのマックス・ミンゲラのみと伝えられている。実在した映画プロデューサーのアーヴィング・タルバーグとしてキャスティングされているようだ。『グランド・ホテル』(1932)や『オペラは踊る』(1935)など、数々の名作を世に送り出したプロデューサーである。
フィクションと史実を織り交ぜたながら、複数の登場人物の栄枯盛衰が描かれるという本作。決して歴史を伝える映画ではないとしながらも、チャゼル監督は「あの世界がいかに大きく、大胆で、もろく、そして無責任であったかをとらえたかったのです」とも説明している。
『バビロン(原題:Babylon)』は、2022年12月25日に米国公開予定。
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Source:Vanity Fair