『バッドボーイズ4』のタイトルが若干ややこしいことに ─ 「フォー(4)・ライフ」はもう使えない

人気バディ・コップ映画『バッドボーイズ』はシリーズ第4作の製作が決定したが、続編に監督で復帰するアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーは、タイトル付けに難儀しているようだ。
第2作から17年の時を経て公開されたシリーズ第3作は『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)というアツいタイトルが冠されたが、4作目にドンピシャな「フォー(4)・ライフ」はもう使えない……という思わぬ事態を招いてしまったためである。4作目に相応しい新たなタイトルを考え出さなければならなくなった監督コンビは、米The Playlistのポッドキャスト番組にて、候補として温めている続編タイトルに言及した。
「僕たちが気に入っているタイトルだけど……、OKがもらえるかどうかはまだ分かりませんが、『Bad Boys Ride or Die』がいいかなと。『Bad Boys 4 Life』は、もう使っちゃったからね。4作目があるなんて思いもしなかったから。」
監督が希望した「ライド・オア・ダイ(Ride or Die)」とは、誰かや何かに対する究極の忠誠心を表すフレーズ。第4作では、ウィル・スミス演じるマイク・ローリーとマーティン・ローレンス扮するマーカス・バーネットが、お互いに対してや信念への忠誠心を試される展開となるのだろうか。
現時点で4作目のプロットや設定などは明かされていないが、監督コンビによるとコメディの要素が多くなるのだという。「第3作はドラマチックなトーンだったから、今回は劇場で笑って楽しんでもらうことが目的なんです。続編でマーティンはより高いレベルに達して、マーカス・バーネット像の集大成になります」と説明した。
主演2人の脇を固めるキャストとして、『バッドボーイズ フォー・ライフ』からリタ役のパオラ・ヌニェス、ケリー役のヴァネッサ・ハジェンズ、ドーン役のアレクサンダー・ルドウィグが続投。新キャストとして「ベター・コール・ソウル」(2015‐2022)のレイ・シーホーン、「ザ・ラストシップ」(2014‐2018)のエリック・デイン、『ファンタスティック・フォー』シリーズのヨアン・グリフィズが参加する。
現時点でタイトル未定の『バッドボーイズ』シリーズ第4作は、2024年6月14日に米国公開予定。
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Source:The Playlist , Collider