『ジョン・ウィック』初スピンオフ『バレリーナ:The World of John Wick』8月日本公開決定 ─ 配給はキノフィルムズに

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズ初となるスピンオフ映画『From the World of John Wick: Ballerina(原題)』が、邦題『バレリーナ:The World of John Wick』として2025年8月に日本公開となることが決定した。ティザービジュアルが届けられている。
これまで『ジョン・ウィック』映画シリーズの日本配給はポニーキャニオンが担当してきたが、本作ではキノフィルムズが行う。米公開は2025年6月6日で、2ヶ月ほどの差での日本公開となった。
『バレリーナ』は、シリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)と第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)の間を描く物語。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)などのアナ・デ・アルマスがバレリーナのイヴ・マカロを演じ、ウィンストン役のイアン・マクシェーン、シャロン役の故ランス・レディック、ディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンが続投。「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスが初参戦を果たす。
既にUS版映像がいくつか公開されており、キアヌ・リーブスがジョン・ウィックを再演することでも大きな話題。最新のUS版映像では、イヴとジョン・ウィックが一戦交えるシーンも取り上げられている。
日本版の公式あらすじは次のとおり。「孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマ。裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)を生み出した組織で殺しのテクニックを磨いたイヴ(アナ・デ・アルマス)は、幼い頃に殺された父親の復讐に立ち上がる。しかし、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる…」
生身の斬新アクションを追求して、一貫してシリーズを監督してきたチャド・スタエルスキは製作にまわり、監督にはスタイリッシュなアクションに定評のある『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマンを起用。より過激に、より華麗に昇華したノンストップ・キリングアクションが描かれる。
ティザービジュアルには、ジョン・ウィック同様に背中一面をタトゥーで覆い銃を構えるイヴの姿が映し出されている。背中にラテン語で彫られた「Lux In Tenebris」の文字は、日本語では「暗闇の中の光」という意味。「復讐は伝播する」と添えられたキャッチコピーも含め『ジョン・ウィック』シリーズのレガシー完全継承が謳われている。

『バレリーナ:The World of John Wick』は2025年8月、日本公開。
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