『ジョン・ウィック』アナ・デ・アルマスのスピンオフ映画、「タトゥーが鍵になる」とキアヌ・リーヴスが解説

アナ・デ・アルマス主演、『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』は、どうやらタトゥーが物語の鍵となるようだ。同作にジョン・ウィック役で参戦するキアヌ・リーヴスが解説している。
本作は、『ブレードランナー 2049』(2017)『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)などで知られるアナ・デ・アルマスを主演に迎え、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)で初登場したバレリーナを主人公に、家族を殺し屋に奪われた若い女性が、復讐のため殺し屋へと変貌していく物語。
米Colliderは、ブラジルで開催された「Comic-Con Experience 2022」のパネルに登壇したリーヴスが、バレリーナのキャラクター像やキーポイントなどについて次のように語ったと報告している。
「彼女は凄く困難な状況にいて、復讐を求めています。何者かが彼女の父親を殺したんです。それは誰なのか?そして、それは彼女が自分の過去を理解するための旅でもある。彼女は幼い時に父親を亡くし、何が起こったのかよく理解していません。誰かが家に侵入して、タトゥーを入れた彼女の父親が殺されたことしか分かっていないのです。ご存じのように、『ジョン・ウィック』ではタトゥーを彫っている人には何かが起こるんです。」
リーヴスの言葉通り、自身が演じるジョン・ウィックも背中に「Fortis Fortuna Adiuvat(運命の女神は勇者に味方する)」というラテン語をはじめ、十字架など数多くのタトゥーを入れている。本家シリーズでは、元殺し屋で墨入りのウィックさんが莫大な賞金を懸けられ、世界中の殺し屋に命を狙われる展開となるため、リーヴスの発言から察するところ、どうやら『ジョン・ウィック』ユニバースでタトゥーは災いを呼んでしまうようだ。
またリーヴスは『バレリーナ』について、「参加することになったから複数のシーンに登場しているんですが、出演できて良かった。現在撮影中で、脚本が素晴らしくてストーリーもクールなんです。楽しみです」ともコメントしている。
『バレリーナ』にはリーヴスに加え、本家シリーズでウィンストン役を演じるイアン・マクシェーン、コンチネンタル・ホテルにコンシェルジュとして勤務するシャロン役のランス・レディック、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)よりディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンが続投する。
メガホンをとるのは、『アンダーワールド』シリーズのレン・ワイズマン、脚本は『ジョン・ウィック:パラベラム』『ジョン・ウィック:チャプター4(仮題)』のシェイ・ハッテン、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のエメラルド・フェネル。本家シリーズのチャド・スタエルスキ監督、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リーらがプロデューサーを務める。
『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』は現在撮影中で、公開時期は未定。
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Source:Collider