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『バービー』米興収が『ダークナイト』超える ─ ワーナー・ブラザース史上最高記録達成、全世界でも『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』に迫る

バービー
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

映画『バービー』の北米での興行収入は2023年8月15日(現地時間)までに5億3,740万ドルを達成した。これにより米ワーナー・ブラザースの歴代最高記録であるクリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』(2008)の5億3,600万ドルを上回ることとなったと、米The Hollywood Reporterが報じている。

合わせて、全世界での興行収入は12憶ドルに届く勢い。この数字は、同じくワーナーが保持する歴代最高記録『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の13億4,200万ドルに次いで2位となる。勢いが続けば、『バービー』が全世界の興行収入でもワーナー史上最高となる可能性もあると見られる。

本作の大成功を受け、バービーを演じた主演のマーゴット・ロビーは約5,000万ドルを稼ぐことが明らかになっている。監督を務めたグレタ・ガーウィグは女性監督として北米で最大の興行収入記録を樹立した。

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また、アメリカの映画市場調査によると回答者の2割強が、ふだんはほとんど劇場に足を運ばないものの『バービー』鑑賞が久しぶりの劇場来訪であったという結果が出ている。ライト層を劇場に足を運ばせるとともに、2度3度と鑑賞するリピーターが増えれば、数字がよりブーストされることとなるだろう。

一方、日本国内で『バービー』は8月11日に封切られると、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』や『リボルバー・リリー』に続いて動員8位スタートとなった。初週3日間興行収入は190,939,600円、動員126,916人。2週目以降の動きにも注目が集まる。

本国では今週末より公開となるDC映画最新作『ブルービートル(原題:Blue Beetle)』がアーリーレビューで好評。『バービー』の現在の勢いにどう関与するかも興味深いところ。

Source:The Hollywood Reporter

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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