『バービー』実写版、ライアン・ゴズリングのケンは「金・仕事・車・家なしの過酷な人生を送っている」

2022年6月、ファッションドール「バービー」をテーマとしたハリウッド実写版『Barbie(原題)』より、ライアン・ゴズリングによるケンのファーストルックが米国公開され、その姿が大きな話題を呼んでいた。そんなケンが本作では、かなり過酷な人生を送っているようだ。
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1959年に登場した「バービー」は、世界中の子どもたちに愛され続ける着せ替え人形シリーズ。現在撮影が進行中の実写版では、バービーとそのボーイフレンドとしておなじみのケンが登場する。バービーとケンにはそれぞれマーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングがキャスティングされているが、このふたりとは別の俳優が演じる形で、さまざまなバージョンのバービーとケンが登場することも噂されており、さらに注目を集めているところだ。
この度、Entertainment Tonightにゴズリングが登場。『バービー』実写版について司会者から質問されたところ、「皆さんに早く映画を観てもらいたい」と返し、ゴズリングは詳細な言及を避けた。すかさず司会者から一言求められると、「これしか言えないんです。何か言ってしまったら、マテル社がやってきて、僕のことを箱詰めにするでしょうから」と冗談を口にしている。
実写版の詳細へと踏み込まないよう注意している様子のゴズリングだが、「ケンの人生は、“グレイマン”の人生よりもっと過酷だと思います。ケンには金も、仕事も、車も、家もありませんから。いろいろと大変なんです」と説明している。
このグレイマンことコート・ジェントリーというキャラクターは、Netflix映画『グレイマン』にて、ゴズリングがキャスティングされているCIA工作員のことだ。CIA随一の優秀な雇われ工作員であるコートは、ある日、所属する組織の超重要機密を知ってしまったことで、クリス・エヴァンス演じる元同僚から命を狙われることに。そんな世界各地で命を付け狙われるグレイマンよりも、ケンの方が過酷な人生を送っていると聞くと、そのハードな生活ぶりがうかがえるだろう。
まだまだ謎多き実写版『Barbie』。監督・脚本を担当するのはグレタ・ガーウィグ。『フランシス・ハ』(2012)『20センチュリー・ウーマン』(2016)など俳優としても知られているほか、『レディ・バード』(2017)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)では監督を務めた。共同脚本を担当したのは、『マリッジ・ストーリー』(2019)などのノア・バームバックである。
『バービー(原題:Barbie)』は、2023年7月21日に米国公開予定。
Source:Entertainment Tonight