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『バービー』女性監督として新記録 ─ 『ワイスピ』『ザ・フラッシュ』米累計興収を初週だけで超える

バービー
(c)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

世界中で愛されているバービー人形を主人公に描く映画『バービー』でメガホンを取ったグレタ・ガーウィグが、女性監督として北米オープニング週末興行収入で新記録を樹立したことが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。

2023年7月21日に米公開を迎えた『バービー』は、21日から23日にかけて北米オープニング週末興収が推定1億5,500万ドル(現為替1ドル=約141円計算:約220億円)に達し、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』(2017)の1億330万ドルを軽く上回る歴史的な記録を打ち立てた。この記録は、アンナ・ボーデンとライアン・フレックが共同監督したマーベル映画『キャプテン・マーベル』(2019)の北米オープニング週末興収1億5,300万ドルも超えている。

さらに『バービー』は、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の北米累計興収となる1億4,600万ドル、およびDC映画『ザ・フラッシュ』の1億720万ドルを、わずか3日間で凌いだ。2023年のみならず、パンデミック以降においても最高となる北米オープニング週末興収を叩き出している。

ガーウィグは、『レディ・バード』(2017)『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)などで監督を務め、高い評価を得ている。

『バービー』は、完璧で夢のような毎日が続く世界“バービーランド”で暮らしていたバービー(マーゴット・ロビー)とケン(ライアン・ゴズリング)が、人間の世界で巻き起こす騒動が描かれる。

キャストに名を連ねるのはロビー&ゴズリングのほか、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のシム・リウ、人気歌手のデュア・リパ、『ゴーストバスターズ』(2016)のケイト・マッキノン、『ワイルド・スピード』シリーズのヘレン・ミレン、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のジョン・シナ、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)のマイケル・セラ、『ズーランダー』シリーズのウィル・フェレルほか。

映画『バービー』は2023年8月11日に日本公開。

Source:The Hollywood Reporter , Box Office Mojo

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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