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『ザ・バットマン』ゴッサムシティ潜入映像、米メディアが公開 ─ 「マンダロリアン」最新撮影技術も導入

https://www.youtube.com/watch?v=TTJCq7kX8qg

ロバート・パティンソン主演、DC映画ザ・バットマンの撮影現場を取材した映像を米ComicBook.comが公開した。

アメリカ・シカゴの路上の一角を、汚しの効いたゴッサムシティらしい雰囲気に変貌させたロケ地には、パトカーやタクシーの車両が並び、破れた「GOTHAM」の文字や「権力を信じるな」とのメッセージも見ることができる。パパラッチには不可能な距離、車内まで覗き込んでの撮影ぶりをどうぞ。

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The Batman set in Chicago! Gotham city is going to be down and dirty! 📸: @brandondavisbd

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映像が撮影されたのは『ザ・バットマン』のスタントチームの撮影現場で、キャットウーマンの格好をしたスタントパーソンがバイクに跨る姿が確認されている。バットマン役のロバート・パティンソンやキャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツ、そしてマット・リーヴス監督らはイギリスで撮影を実施しているため、シカゴの現場にはいなかったということだ。

撮影が行われたのは、『ダークナイト』(2008)でジョーカーの運転するトレーラーがひっくり返った場所からそう離れていないとのこと。それゆえもあろうか、どこか『ダークナイト』3部作のゴッサムらしさも残しつつ、『ジョーカー』(2019)のような雰囲気も思わせる“汚し”の入りようだ。タクシーの認可証には「2019」の年号が見えるのもポイント。とすれば、このゴッサムは現代の姿ということに……?

また、シカゴの街をゴッサムシティへとリアルに作り替える一方で、『ザ・バットマン』では最新技術を用いた撮影も実施。米The Hollywood Reporterでは、イギリスで行われる一部シーンの撮影に、「マンダロリアン」(2019-)の最新技術「ステージクラフト(Stagecraft)」が採用されることが報じられている。これはスタジオに高さ約6メートル、270度方位の半円筒型LEDスクリーンを設置し、その内側で撮影を実施するもので、スクリーンには3DCGの背景がリアルタイムで描画される。演技スペースは直径約23メートル、実物の美術や小道具も配置可能だ。

ステージクラフトやこれに類する技術は、「マンダロリアン」や本作のほか、ジョージ・クルーニー監督作『The Midnight Sky(原題)』や、マーベル映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』などに採用されている。『ザ・バットマン』の撮影監督であるグレイグ・フレイザーは「マンダロリアン」シーズン1の撮影監督も務めたため、ステージクラフトでの撮影については熟知しているはず。「マンダロリアン」で生まれた技術が、着実に映画づくりの現場に浸透していることがうかがえる。

映画『ザ・バットマン』は2022年3月4日に米国公開予定。

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Sources: ComicBook.com, The Hollywood Reporter

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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