デッドプールとバットマンが共演、マーベルとDC奇跡のクロスオーバー実現

DCコミックスのバットマンと、マーベルコミックのデッドプールが夢の共演を果たすクロスオーバーコミックが米刊行されるようだ。
マーベルとDCが出版社の垣根を超えてコラボレーションを果たすのは珍しいこと。2003〜2004年にDCの『JLA』とマーベルの『アベンジャーズ』が共演した『JLA/Avengers』以来、実に22年ぶりとなる。
9月17日より米刊行開始。マーベルからは、映画『デッドプール&ウルヴァリン』脚本にも携わったゼブ・ウェルスがライターを務める『Deadpool / Batman』が登場。“俺ちゃん”ことウェイド・ウィルソンがゴッサム・シティでの仕事に採用され、世界最高の探偵バットマンの標的になる物語を描く。アートワークはグレッグ・カプロ。
ウェルスはもともとマーベルに休暇取得を相談したところ、本企画を打診され「休暇どころではない」と取り組んだそうだ。「デッドプールをゴッサム・シティに解き放ち、何が起こるのかを見るのはとても楽しい」「私は夢を見ているのか?このクロスオーバーは私のキャリア再興到達点となりそうです」とコメントしている。
一方DCからは『Batman / Deadpool』として11月下旬にグラント・モリソンとダン・モラによるコミックが登場する。
DCもマーベルもコミックの編集スケジュールを「かなり先まで」組んでいるといい(DCのジム・リーによれば2〜3年先を見据えて作業を進めているという)、こうしたクロスオーバーは「読者の世代ごとに一度くらいずつ起こる」極めて貴重なもの。米コミック界2大巨頭が集うのには「調整、協力、承認など多くの手続きが必要」で、適切なタイミングを見計らってついに実現した。
どのキャラクターを組み合わせるかは「メールのやり取りが絶え間なく続いた」という。このバットマンとデッドプールのみならず、2026年にも新たなワンショットを予定。どのキャラクターがタッグを組むのかは未発表だ。
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