『ザ・バットマン』ロバート・パティンソン、スクリーンテストでヴァル・キルマーのバットスーツを着ていた ─「ずっとアドレナリンが出ていました」

2022年春に日本公開予定のDC映画『ザ・バットマン』にて、ブルース・ウェイン/バットマン役を演じるのは、『ライトハウス』(2019)『TENET テネット』(2020)などの気鋭俳優、ロバート・パティンソン。どうやら、『ザ・バットマン』のスクリーンテストにて主演俳優が着用したのは、『バットマン フォーエヴァー』(1995)ヴァル・キルマーのバットスーツだったようだ。
DCファンドームにてマット・リーヴス監督は、「ロバートがはじめてのスクリーンテストをひとりでやったとき、ヴァル・キルマーのバットスーツを着ていたんです。彼が着た瞬間は、ちょっとクレイジーでした」と振り返っている。監督の発言に対して、ロバート・パティンソンは「あれはたしかにクレイジーでした」と反応した。「着た瞬間、“これは絶対に無理だ”と思ったことを覚えています。厚さ2インチのラバースーツか、ラテックスーツを着ていて、信じられないほど緊張してしまい、ずっとアドレナリンが出ていました」。
ヴァル・キルマーという大先輩の衣装を着用していたことからか、それともバットマンという大役を演じることへの緊張感からか、もしくはその両方を理由に、ロバート・パティンソンは汗が止まらなくなってしまったのだという。「2テイクほど撮り終えたあと、“あの汗どうしましょうね”とみんなが話していたことを覚えています(笑)。“どうしようもない。できることはない”という感じでした」。大量の汗に悩まされたパティンソンだが、最終的には自身専用のバットマンスーツをゲットした。もしかしたら、こちらは汗対策が施されているのかもしれない。
マット・リーヴス監督は、もうひとつコスチューム・テストで鮮明に記憶に残っていることがあるといい、それはロバート・パティンソンがアイメイクをして現れ、バットマンに実際に変身を遂げた瞬間だという。「“とてもあなた(ロバート)らしい”と思いました。とにかく最高でした」。
ちなみに、Comicbook.comによると、ヴァル・キルマーのバットスーツは、『バットマン ビギンズ』(2005)のキャスティングのときにもクリスチャン・ベールが着用していたとのことだ。
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