デイヴ・バウティスタ、『ハイランダー』リブート版へ熱い意気込み ─ 「僕は悪役が大好き」

ヘンリー・カヴィル主演、『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督によるリブート版『ハイランダー』について、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られるデイヴ・バウティスタが、長年夢見ていたクルガン役への意気込みを語った。
『ハイランダー』シリーズは、首を斬られない限り死なない「不死の者」と呼ばれる戦士たちが、究極の宝をめぐり、現在と過去を股にかけて戦うファンタジー・アクション。リブート版の撮影は2025年9月末に始まる予定だったが、カヴィルの怪我により、2026年初頭まで大幅延期されている。
米Colliderの取材にて、バウティスタはクルガン役について「大好きな“憎むべき悪役”。レスリングと同じで、僕は悪役をやるのが大好きです」と語った。その熱意は10年以上変わらず、SNSやインタビューでも強い思いを公言してきたのである。
その後、バウティスタは自身の主演作『キラーズ・ゲーム』(2024)のプレミアにスタエルスキ監督が訪れた際、会う時間を作ってもらい、どれほどこの役を演じたいかを伝えたという。
「僕は欲しいものがあると、積極的に追いかけます。[中略](スタエルスキに)“この役をやりたい。手に入れるにはどうすればいいんだろう?”と尋ねました。監督は“まあまあ、焦らないで”という感じだったと思います(笑)。その時は、まだ(キャスティングの)タイミングではないけれど、連絡すると言ってくれました。」
数週間が過ぎ、もはや機会を逃したかと思ったころ、「突然“まだ演じたい?”と連絡が来た」という。「即答で、“もちろん!やりたいです!”と答えました」。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)のマイケル・フィンチが手がける脚本については、「衝撃を受けました」「オリジナルに敬意を払いながら、新鮮でワクワクする内容になっています」と絶賛。ネタバレを避けつつ、「アクションは『ジョン・ウィック』に匹敵するレベル」と語った。
また、リブート版は同じ世界観を踏襲しながらもスケールがより大きく、オリジナル版とは違うと強調。「新たな内容なので、オリジナルを観ていても予想できない展開」だという。「『ハイランダー』のアップデート版、ハイスピード版」といい、製作陣の構想に興奮を隠しきれない様子だ。
出演者はヘンリー・カヴィル&デイヴ・バウティスタのほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでバウティスタと共演したカレン・ギランがハイランダー/コナー・マクラウドの妻ヘザー役、『マン・オブ・スティール』(2013)でカヴィルと父子役を演じたラッセル・クロウが不死者フアン・ラミレス役を演じる。また、『ブラックバッグ』(2025)のマリサ・アベラがブレンダ役で出演する。
リブート版『ハイランダー(原題)』の公開時期は未定。
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Source: Collider