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「ブレイキング・バッド」リバイバル版の可能性はなし、ブライアン・クランストンが明かす ─ 俳優業休業の計画も発表

ブライアン・クランストン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9357005322/ Remixed by THE RIVER

「ブレイキング・バッド」(2008-2013)のウォルター・ホワイト役などで知られるブライアン・クランストンが、2026年に俳優業を一時休止する計画を英GQに明かした。記事内では、「ブレイキング・バッド」リバイバル化の可能性の有無についても言及されている。

クランストンは、妻ロビン・デアデンとの時間を増やすため、2026年に少なくとも6ヶ月間ハリウッドから離れ、フランスに移住する予定。これに伴い自身の制作会社を閉鎖し、「ブレイキング・バッド」の共演者アーロン・ポールと共同設立した蒸留酒メスカルのブランド「Dos Hombres」の持ち株を売却する計画だという。

「もう一度パラダイム・チェンジしたい。この24年間、(妻の)ロビンは私の後ろにくっついて人生を歩んできました。いつもプラス・ワン(同伴者)やセレブの妻という立ち位置でした。自分の人生を、私に合わせなければならなかったんです。彼女はそこから多大な恩恵を受けていますが、私たちは不平等です。私は(関係を)平等化したい。彼女にはその価値があるんです」と、クランストンは語っている。

休業中は夫婦で小さな村に住み、フランス語やフランス料理などを学ぶ予定とのこと。「仕事のことは考えないし、電話を受けるつもりもありません」と宣言した。

40年以上にわたり映画・ドラマ・舞台などで活躍してきたクランストンだが、代表作といえば、やはり「ブレイキング・バッド」だろう。クランストンはシリーズ完結後も、映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』(2019)やスピンオフ「ベター・コール・ソウル」(2015-2022)、スーパーボウルCMなどでウォルター役を再演し、たびたびファンを喜ばせてきた。

今後の再演についても前向きな姿勢を示していたクランストンだが、シリーズ自体が‟リバイバル版”として復活する可能性はなさそうだ。「『ベター・コール・ソウル』や『ブレイキング・バッド』のリバイバル企画はないし、もちろん脚本も存在しない」と、GQの記事には明記されている。

ただし、放送開始から15周年を祝うリユニオン企画は浮上しているという。「(制作陣から)『ブレイキング・バッド』の15周年リユニオンをやりたいと言われました。5年後には20周年、25周年……と続くんだろうな、と思いました。やり過ぎないようにしたいですね」。

なおクランストンは現在、スカーレット・ヨハンソンやトム・ハンクスら豪華キャストと共演したウェス・アンダーソン監督の新作、『アステロイド・シティ』の米公開を2023年6月16日に控えている。日本では、9月1日より劇場公開予定だ。

Source:GQ

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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