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アリ・アスター監督の新作『Beau Is Afraid』、マジックマッシュルームをキメて鑑賞するチャレンジに「ダメ、絶対」と主演ホアキン・フェニックス

Beau Is Afraid(原題)
(L-R) Joaquin Phoenix / Credit: Takashi Seida

『ヘレディタリー/継承』(2018)『ミッドサマー』(2019)の鬼才アリ・アスター最新作、ホアキン・フェニックス主演『Beau Is Afraid(原題)』はかなりぶっ飛んだ作品になっているようだが、フェニックスは絶対にシラフで鑑賞してくれとジョークで警告している。

『Beau Is Afraid』は、ホアキン演じる“史上最も成功した起業家・ボー”が、母親の家を訪れる道中で夢とも現実とも区別がつかない世界で不可思議な出来事を経験する様子が描かれる。アスター監督ならではの奇抜な演出が満載の本作は、監督本人にして「10歳の子どもにゾロフト(抗うつ薬)をたっぷり飲ませて買い物に行かせたような映画」とまで言い表されている。

フェニックスによれば、一部の州では合法であるマジックマッシュルームをキメてこの映画を鑑賞しようというクレイジーなチャレンジが、アメリカの若者の間で存在するらしい。米Fandangoのインタビューで、こんな風に話しているのだ。

「大学の人から聞いたんだけど、大学のスレッド内で、友達同士でキノコを食べてこの映画を観にいくっていうチャレンジがあるそうなんです。きちんと公に伝えたい。キノコを食べてこんな映画を観に行ってはダメです。もしやるなら、自分で自分を撮影しておくこと。でも、ダメ、絶対!」

A24製作による本作は、全米では2023年4月21日より上映をスタート。「愉快で、重苦しく、そして困惑させられる」(Washington City Paper)「クレイジーで、時に混乱させられる映画旅。万人受けはしないだろうが、思い切って挑戦すれば、忘れがたいワイルドな経験ができる」(Stuff)などのレビューが寄せられている。

『Beau Is Afraid』の日本公開予定は現時点で不明だが、もし鑑賞する際は、もちろんシラフで挑むこと。薬物、ダメ、絶対!

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Source:Fandango (via Deadline)

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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