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『美女と野獣』実写版、ガストン&ル・フウの前日譚ドラマを製作へ ─ ルーク・エヴァンス&ジョシュ・ギャッドが復帰、ミュージカル作品に

美女と野獣
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

ディズニーによる実写映画版『美女と野獣』(2017)より、ガストンとル・フウの前日譚ドラマ(タイトル未定)が、同社の映像配信サービス「Disney+」向けに製作されることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

1991年のアニメ映画版からディズニー・ヴィランズの一人として愛されてきたガストンは、ヒロインのベルに求婚する“村の英雄”。端正なルックスと“男らしさ”の持ち主だが、ナルシスティックで短気、暴力的な内面を持つ。かたや、ル・フウは陽気でコミカルな性格。ガストンのご機嫌取りをする相棒だ。

報道によると、本作は『美女と野獣』本編以前の出来事を描くストーリーで、全6話構成のミュージカル・ドラマ。1シーズン限定のリミテッドシリーズとして構想されており、企画開発の初期段階にあるという。出演者には実写版のガストン役ルーク・エヴァンス、ル・フウ役ジョシュ・ギャッドが復帰。ベル役のエマ・ワトソン、野獣役のダン・スティーヴンスをはじめ、その他の実写版キャストは現時点で関与していないが、ゲストとして登場する可能性はあるという。

脚本・製作総指揮には、ディズニー映画やおとぎ話を基にした人気ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」(2011-2018)を手がけたエドワード・キッツィス&アダム・ホロウィッツに加え、ル・フウ役のジョシュ・ギャッドも参加。エヴァンスも製作総指揮に名を連ねている。なお音楽には、アニメ版から作曲を務めてきたアラン・メンケンも続投をめざして契約交渉中だ。

なおDisney+では、実写版『アラジン』(2019)に登場したアンダース王子のスピンオフドラマ(タイトル未定)も企画進行中。ディズニーの名作アニメが実写映画化され、その世界観がストリーミング作品で拡張されていくという展開は、今後ひとつのスタンダードになっていくのかもしれない。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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