喧嘩ドラマ「BEEF／ビーフ」シーズン2、オスカー・アイザックら参戦決定 ─ キャリー・マリガンと再共演へ

A24が製作を手がけたNetflixシリーズ「BEEF／ビーフ」シーズン2に、「ムーンナイト」（2022）オスカー・アイザック、『プロミシング・ヤング・ウーマン』（2020）キャリー・マリガン、『バッドボーイズ フォー・ライフ』（2020）チャールズ・メルトン、『エイリアン：ロムルス』（2024）ケイリー・スピーニーが出演することが決定した。米Varietyなどが報じている。

本作は、男女の確執を題材としたアンソロジー・シリーズ。シーズン1では、うだつが上がらない下請業者のダニー （スティーヴン・ユァン） と、成功した起業家のエイミー（アリ・ウォン）が、あおり運転をきっかけにバトルを加速させていく様がコミカルかつダークに描かれた。元々は1シーズンで完結の予定だったが、2024年2月にシーズン2製作の報道が浮上した。

このたび新たにキャスト情報とともに、公式のあらすじも発表。全8話から成るシーズン2では、「若いカップルが上司とその妻の激しいケンカを目撃したことをきっかけに、カントリークラブと韓国人の大富豪オーナーが支配するエリートの世界で、恩恵と圧力をめぐるチェスのような駆け引きが繰り広げられる」という。

新キャスト4人のうち、アイザック＆マリガンが上司夫婦役、メルトン＆スピーニーが若いカップル役を演じるとみられる。ちなみにアイザック＆マリガンの共演は本作で3度目で、『ドライヴ』（2011）でも夫婦役を演じていた。

クリエイター・ショーランナー・製作総指揮は引き続き、韓国出身の監督イ・ソンジンが担当。製作総指揮にはユァン、ウォン、ジェイク・シュライアーが名を連ねる。スタジオはA24。

シーズン2で参戦するアイザックは、マーベルドラマ「ムーンナイト」の主演で知られるほか、『スター・ウォーズ』続3部作、『DUNE/デューン 砂の惑星』（2021）、『エクス・マキナ』（2015）など話題作に多数出演。マリガンとはコーエン兄弟の映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』（2013）以来の共演となる。

マリガンは『プライドと偏見』（2005）で映画デビュー後、『17歳の肖像』（2009）、『プロミシング・ヤング・ウーマン』、『マエストロ: その音楽と愛と』（2021）で3度にわたりアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。ほか映画出演作に『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』（2022）『Saltburn』（2023）、テレビ出演作に「ブリーク・ハウス」「コラテラル 真実の行方」などがある。

メルトンは韓国系アメリカ人の俳優で、人気ドラマ「リバーデイル」への出演でブレイク。『バッドボーイズ フォー・ライフ』や『メイ・ディセンバー ゆれる真実』（2023）に出演し、後者ではゴールデングローブ賞などにノミネートされた。

スピーニーは『パシフィック・リム: アップライジング』（2018）で注目を浴び、『エイリアン：ロムルス』、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』（2024）などの大作映画で活躍。Netflixの人気映画『ナイブズ・アウト』シリーズ第3作への出演も決定している。

「BEEF/ビーフ」シーズン1はNetflixで配信中。

Source:Variety